作品一覧全34件
代表作 連載 完結済 18エピソード
奥田直己 男性三十八歳 チェーン焼き鳥店パートタイマー パート歴約二十年 社員登用の話はこれまで三度あったものの、諸事情があり断っている 社員歴は無いが熟練の域に達している彼の焼く焼き鳥の味は一級品。 こんな彼が作る焼き鳥に惚れ込んだ一人の少年が、自分を弟子入りさせて欲しい、と頼み込むところから話は始まります。少年と言っても、まだ十歳の幼い子供です。 直己は断ろうとしますが、少年の熱意にほだされとりあえず仕事終わりに週一度、焼き鳥の焼き方を少しずつ教えることに。ちょっと妙な交流が始まります。そんな二人の、ささやかな師弟愛の話です。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年03月09日
ほのぼの 男主人公 和風 現代 日常 ハッピーエンド 読了時間:約53分(26,345文字)
連載 完結済 21エピソード
ルイ・ペガスス(1986年5月12-)は、日本の元男子キックボクサー。本名は大沢琉唯。福島県いわき市出身。アカデミア・ナーガ所属。入場曲はBOØWY。 アカデミア・ナーガ水道橋にてキックボクシングインストラクターを務める。スピード溢れるコンビネーションパンチが持ち味。ーーWikipediaより ……こんな元キックボクサーと、僕(筆者)が過ごしたある一夜の思い出。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年03月16日
ギャグ 男主人公 平成 日常 ハッピーエンド 読了時間:約80分(39,846文字)
連載 完結済 7エピソード
 その女は、カレーライス作りにだけは自信があった。  友人知人、果ては会社の同僚にまで、その手作りカレーをふるまってはひどく喜ばれ、褒められてきたのだ。  だから年下の彼と付き合い始めた時も、初めて彼を家に呼んだ際には当然カレーを作ってごちそうした。--しかし。彼は微妙な顔をしてカレーを残してしまったのである。  彼女はショックを受けた。人にカレーを残されたのは初めてだった。  「次こそ絶対にカレーをおいしいと言わせてみせる」彼女は彼にカレーを改良してふるまい続けるようになる。彼女の苦闘が始まった。
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純文学[文芸]
最終更新日:2025年01月31日
女主人公 平成 日常 読了時間:約20分(9,669文字)
連載 完結済 21エピソード
20年前、埼玉の田舎町の文房具店にあったガチャポンマシン。その表面のチラシにこう書かれていたのを、私は今でもはっきり覚えている。 「親父ガチャ 全6種  小さな親父がわんさか!  親父たちが呑む、話す!  これで君も親父の子供  いっぱい愚痴を聴いてもらおう  活動時間5時間~一晩!  1回 2000円」
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純文学[文芸] R15
最終更新日:2024年09月20日
ギャグ 女主人公 平成 日常 ハッピーエンド 読了時間:約69分(34,407文字)
短編
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。 おばあさんは川で洗濯をしていましたが、特に川の上流から何かが流れてくるわけでもなく、いつも通り家へ帰りましたーー。 少し悲しい、「多浪」した桃太郎の話。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年04月30日
ギャグ 男主人公 和風 中世 バッドエンド 昔話 パロディ 童話 読了時間:約5分(2,094文字)
連載 完結済 21エピソード
今から二十年以上前、栃木県の高校ボクシング部に所属していた筆者が知り合った、とあるボクシング部員の話です。 田舎のしがない私立高校で、大した才能も無く、それほど努力もせず、しかしそんな彼が三年間辞めなかった少年ボクシングというものの一端について、筆者が覚えている限り正確に書いたノンフィクション小説です。 ※本作品は事実を基にしていますが、内容を鑑み、登場する人物・団体の一部に仮名を使用しています。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年04月02日
シリアス 男主人公 現代 日常 青春 読了時間:約56分(27,660文字)
連載 完結済 12エピソード
妻に先立たれ死を決意した老人は、ふらりと近所を彷徨った時に道脇の家から「きらきら星」のピアノの音を聴く。 未熟な、しかしひたむきなその演奏を聴いているうちに、元気づけられた老人は死を思いとどまる。 「明日もしまたこの『きらきら星』をここで聴けたら、死ぬのをやめよう」老人はそう思い、次の日もまた演奏を聴きにその家まで歩く。すると再び「きらきら星」は流れていた。 それから老人は毎日のようにその家の前まで向かうようになり……
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年03月02日
シリアス 現代 日常 ハッピーエンド ネトコン12感想 読了時間:約56分(27,532文字)
連載 完結済 13エピソード
女は短くない期間の不倫を破局させられた帰りだった。 男は転職活動の面接に今月三度目の失敗をした帰りだった。 二人は疲れきっていた。 かつていい関係にあった二人は、その帰り道の公園で再会した。 コロナ禍にこの国が大騒ぎをしていた頃の、とある昼下がりのことである。
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純文学[文芸]
最終更新日:2023年09月07日
日常 シリアス 男主人公 現代 ハッピーエンド 読了時間:約36分(17,963文字)
連載 完結済 58エピソード
二〇一二年のこと。私――筆者――は、六本木のとある企業で働いていました。 当時そこで私の同僚だった、「佐々木伊織」(仮名)というとある若手営業マンが、物語の主人公になります。この伊織くんが、厳しい営業ノルマと上司・Fからの激しいパワハラ、そして顧客からのクレームにさらされながら、いかにそれに立ち向かっていったかを、事実をベースに、虚構をまじえて描いていきたいと思っています。 もちろんフィクションである部分もありますが、今からおよそ十年前、東京で地獄のような働き方をさせられ、しかしそれでも毎日会社で闘った、しがない若者が確かに実在したのだということを、少しでも伝えられれば幸いです。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2022年09月12日
青春 シリアス 男主人公 現代 職業もの ハッピーエンド 読了時間:約194分(96,601文字)
連載 完結済 8エピソード
時田真琴は、太った、イケてない美容師だった。真琴は栃木県南部に位置する田舎町にある小さな美容室で雇われて働いている。 もう若くなく、ルックスは並以下で、スタイリストとしての技術も高くない彼女は、来る日も来る日も「アッハハハ! アッハハハ!」と客の話にお追従の笑い声をあげて働いていた。 ――こんな真琴が恋をした。相手は美容室の客で、真琴より三十歳以上齢が上だった。
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2022年04月08日
日常 女主人公 和風 現代 バッドエンド 読了時間:約21分(10,154文字)
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