皆から愛され育てられた少年
彼は光の子と呼ばれていた。
そして騎士となる。
『光あるところに闇がある』
家族や人生を闇に壊された少女
彼女は闇としての証が腕に刻まれおり、闇の子として世界を闇で染めるという使命を闇から託された。
少年が城内散策中に見つけた少女に既視感を覚える。
少女は王女によく似た人物であった。
「ふふっようやく逢えましたわね」
少女は鈴のような声音でそう告げる。
「王女様……どうなされましたか……?」
少女は少年の声を聞き嬉しそうに笑うとこう返した。
「私は貴方を殺さないと行けないのです……」
光と闇は相反するもの、この日から2人は世界中を巻き込む戦争をするのであった────