日々歴史の象徴として崇められている名画たち。
中にはあまりの貴重さから厳重に保管され、誰もがその存在を否定すること自体おかしいと思われている時代だ。
しかし本当に彼らの名画達自身はそれを誇りに思ってるのだろうか?
日々まるで監禁のように縛り付けられ長年に渡って、人間に自分の身をさらけ出され続けている毎日。
自由になりたい。彼らにとってそれはただ見せられただ崇められるだけの物としての扱いではないはずだ。
たとえ絵であってもそこには心がある。画家がその絵に対して吹き込んだ心がある。
その心を大切なものだからといって踏みにじんではならないと思う。
早くこの縛られ続けている日々から開放され誰からも見られることの無い自由な存在になりたい。
人間は早くして亡くなる。しかし名画たちは自分の役目から開放され自由になることは半永久的に無い。
そうゆうの人間の移り変わりを名画たちは日々憎むように見ているのだろうか