皆月優真はそこそこモテて、浮気をこよなく憎み、〝いい男〟になることを志す高校二年生。彼には智菜という同級生の恋人がいたが、クラス替え直後の自己紹介で「誰とも親しくするつもりはありません」と言い放って泣きそうな顔をした野々村のことが気になりはじめてしまう。
ある日、同級生のオタクくんが、野々村は国が匿っていると噂される超能力者、通称『魔女』かもしれないと言い出す。その証拠を掴む過程で、優真は『記憶の魔女』を探すことになる。
優真の心は智菜と野々村の間で揺れ動いていく。
どちらも同じくらい大切に想う彼が、最後に選ぶのは――。
彼女持ち男子の苦悩と葛藤を描く、『浮気』がテーマの青春小説。
※注意
・(全年齢の範囲内で)性的な描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
・この物語はフィクションです。実在する事件、場所、団体とは関係はありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
・無断での転載・転用・配布は認めておりません。
ネトコン13 集英社小説大賞6 男主人公 現代 青春 超能力 スクールラブ 切ない SF 学生 恋愛 コメディ
読了時間:約376分(187,806文字)