聖魔戦争から千年。
『平凡騎士』ラウル・アルフィム――彼は、「剣技だけなら並以下、魔術を使えて並」「彼の騎士に勝てれば中の上、圧倒すれば上」ユーティリス王国騎士団の中で、そう評される男である。
ラウルがいつもの日課である訓練をしていたところ、前触れもなく王城に呼び出されると、『英雄』ジークムントと共に『聖女』ユリアの護衛の命を国王より下された。
そして神託に従い災いを防ぐ為に、魔剣の回収に乗り出す旅に同行することとなる。
ラウルはユリアの護衛としてその旅について行くのだが、その先に待ち受ける絶体絶命の危機を迎えたその時――。
「あたしと契約を結べば、あたしの力であんたを助けてあげる」
魔剣ティルフィングに気に入られ、やむを得ず魔剣と契約した男が、本当の意味で英雄となる道を歩み始める――そんなお話。
異世界王道ファンタジーを目指しています。転生も転移もありません。
第一章完結しました。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2017年11月25日
アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 男主人公 西洋 中世 オリジナル戦記 異世界 契約 ハーレム? 聖剣 魔剣 魔術 擬人化 現地主人公 七つの大罪
読了時間:約201分(100,373文字)