かつて世界のどこかに、魔法とドラゴンと悪魔と神、戦乙女が存在したバルカという不思議な王国があった。 このお話はそんな不思議いっぱいのバルカ王国の王子、レクターの婚約者候補として選ばれた二人のお姫様が入れ替わってあれやこれやするお話です！ このお話のヒロイン、アナスタシア・ド・サヴォエラと、もう一人のヒロインヴァレリア・ド・ポンパドゥール。 アナスタシアは顔もよく、性格、人望、全てにおいて優れていた だがその体は、めちゃくちゃ虚弱体質だった。 ある朝起きると今までと違い体が軽い事に気付く。少々性格に難ありのヴァレリア・ド・ポンパドゥールお嬢様の体と入れ替わってしまったのだ もう一人のヒロイン、ヴァレリア・ド・ポンパドゥールは悪魔の色と言われている紫の瞳を持つ、少々ヒステリックなお嬢様、女中達にも気味悪がられ、避けられる孤独で冷徹なお嬢様。　 おまけに性格もあまり良くはない！ だがその裏には、悲しい過去があって‥‥ アナスタシアに憧れて入れ替わったものの、その異常にポンコツな体にますます苦しんでしまう。 アナスタシアは、ヴァレリアと身体が入れ替わった今、お天道様の気が変わらない内にこの健康な身体で外の世界へ行ってみたいと強く願う 長年の夢だった冒険に出て、ウッキウキのアナスタシアお嬢様！ 一方で婚約者だった王子は婚約破棄のその後のヴァレリアの変わった様子を見て、興味をそそられるのだった。 しかし今のヴァレリア様の中身はアナスタシア！ 天然でKYな言動のヴァレリア様に王子は振り回されっぱなし！今までの女のように一筋縄ではいきません、一癖も二癖もある我儘王子と天真爛漫で天然なヴァレリア様の恋の行方は果たして！？ そして入れ替わってしまった二人の運命は？？ ※第一章で一応完結です。 悪役令嬢もの、転生ものとは少し違う世界観で、作者の癖と愛が詰まってます。 ※基本的にほのぼの目指してますが、時々シリアスな場面があります。

令和六年元日。本来ならおめでたいはずのその日、能登半島で大規模な地震が発生した。 その後たまたま流れてきたショート動画を見て、私は動画に出ていたお父さんのある言葉に衝撃を受けたのである。

主人公「私」はその日もいつものように片付けをしていた。ある時ふと、「私」はひとつだけやけに綺麗な窓に気付く。

ごくごく普通のサラリーマンである、山田大貴。 彼は決して裕福ではなかったが、幸せな生活を送っていた。 ある日、年下の男に言われた何気ない一言で、山田の人生は狂っていく....

この世に年数がまだはっきりと定まっていなかった限りなく昔の事、天変地異により一つの国が一日にして滅んだ。 数年後、街の盗賊団の前に記憶喪失の少女が現れる。 困っている様子の少女に、団長は優しく手を差し伸べる。 「お前が困っているだろう」と言って。 これは人間と悪魔、天使が織りなす愛と戦いの物語... ※一つ一つがかなり短めとなっております。

平凡な主婦生活を送っていた主人公だったが、ある日一人の少女を助けたことをきっかけにその人生は大幅に狂いだす！ 助けた少女はヤンデレでレズのストーカーだった！終わらない嫉妬、束縛、愛が憎しみに変わる時、少女の魔の手が主人公を襲う！

正義を信じない冷酷刑事沢渡の前に、助手として現れた遠野頼子。 頼子は初の殺人事件を任され不謹慎ながらも心を躍らせていた。 沢渡の独断で、犯人と思しき男性との接触を任される頼子だったが....

人間だけが、戦争を起こす。 人間だけが、語ることができる。 あなたには聞こえるでしょうか？ この島の、この海の悲しみが。

「死」それはきっといつも愛と隣り合わせなもの 私を溺れさせる男 私を殺そうとする手 それは私の大好きな、男の手

正義を信じない冷酷刑事沢渡。その本心は誰にもわからなかった。そんなある日、事件は起こる。 激しい憎悪と人間の欲望がぶつかる時、沢渡はひとつの答えにたどり着く。それは美しくも悲しいものだった....