生まれながら特異な力を持った少年がいた。それは世界で唯一の力。その力は強力で周囲のありとあらゆる物質を跡形もなく消した。それ故孤独の道を歩むしかなく少年はテロリストになった。そして彼には生きる意味が生まれた。テロリストとして世界を渡り、闇の世界に触れ同じような科学では説明できない超能力や魔法の力を持った人物たちと死闘を繰り返し人生に幕を閉じようと。
だがそんな人間が現れることなく日々が過ぎた頃少年は異世界に飛んだ。そこは何もかもが科学によって証明される超科学によって管理された世界だった。そんな科学の世界で魔法など絶対にないと思われた。