本の虫な少年が手に入れたのは、空間を繋ぐ不思議な鏡だった。
不登校の中学生・有主(なおゆき)はいつも本を読んで暮らしている。ある日、白ずくめの女を追い駆けた先で手に入れたのは不思議な鏡。「アリス、覗いてみて」という鏡から聞こえる声に導かれて迷い込んだのは、大好きな物語の登場人物と同じ呼び名を持つ者達が住む異空間だった。
国民の大半を占める人間(トランプ)、ヒト以外の動物の特徴を持つ獣(ドミノ)が暮らすワンダーランドでは、謎多き影の兵団(チェス)が怪しい動きを見せていた。そんな鏡の中と鏡の外を行ったり来たりの風変わりな「日常」が始まる。
童話をモチーフにした、ほのぼのシリアス日常系(たまにダークな)ファンタジー。
――ページを捲れば、世界はそこに広がっている。
※まえがきに扉絵(イラスト)のある面があります。
キャラクター設定・及び作中で取り上げた作品紹介はこちらに掲載しています。→ncode.syosetu.com/n1609dy/
エブリスタにも掲載中。
只今更新ゆっくり。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月11日
ネトコン13 ほのぼの 男主人公 人外 現代 群像劇 冒険 日常 ダークファンタジー 恋愛要素あり 獣耳 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス 行ったり来たり
読了時間:約1,815分(907,420文字)