※　一章 　突然発表された流星群の知らせ、その日開校記念日だった秋斗達天文学部の一同は天体観測に備えるべく準備を急いでいた。 　お祭り気分で準備を進める秋斗達だったが突然世界が一変してしまう。 　突如として目の目前に現れたゾンビに襲われ、逃げ、そして戦い、仲間達と協力して何とか学校から脱出しようと奮闘する秋斗達だったが……。 　途中で助けた二人の少女と行動を共に、苦難を一つずつ乗り越えていく秋斗達だったが、ついに避け切る事の出来なかった最悪が秋斗達にも訪れてしまう。 ※　二章 　天文学部の先輩達との再会、そして知らされた悲報。それらを乗り越え一足飛びに大人へと駆け上がっていく秋斗達、そんな彼等を巻き込もうとする大人達や仕切ろうとする人間達の様々な思惑と向き合いながら、それでも曲がる事なく進んでいく秋斗達、 　そんな時に出会った頼れる先輩達は「蒼い壁に囲まれた街から出られないかも知れない」と教えてくれた。だとすれば世界が終わってない可能性まであるという希望まで残してくれた先輩達は、その情報を残してすぐに未来を求めて去って行った。 　そして彼等が居なくなった早朝に起こった最悪、それは少女の過去のトラウマを刺激するものだった。 　刻一刻と状況が悪化していく中、他とは在り様とは全く違う威厳すら感じる黒い靄で覆われたゾンビまでもが現れる。そんな最悪の状況の中、秋斗達はこれ以上大切な存在を失わずにこのピンチを切り抜けられるのか。少女はトラウマを乗り越える事が出来るのだろうか