時は2100年、地球とは似て非なる惑星が観測された。
その観測された惑星は、仮名義で『惑星ζ』と名付けられた。
その惑星ζには、地球で言う海や大地がある上、地球で言うオゾン層の様な物も確認されていた。
しかし、惑星ζは、地球のある天の川銀河を越えた先にあり、到底人間がたどり着ける筈が無かった。
だが、とある科学者が惑星ζへと飛ばす事の出来る10人乗りの宇宙船の設計図を作り、政府に提出した。
その設計図を見た政府は、地球の半数を惑星ζに移す『大規模惑星ζ移民計画』を実行しようとする。
しかし、宇宙船は1つしか出来ない上に、惑星ζに到達したあとの動作は保証出来ない為、移民は10人までしか出来ず、その計画を実行するのは不可能であった。
そこで政府は、新たなプランを実行。
そのプランで選ばれた10人が惑星ζへと移住する事となった。
その惑星ζへ移住した人間のうちの1人、木村充留は、惑星ζでとある計画を実行する