作品一覧全5件
短編
 「世界樹ユグドラシルが、枯れ始めてるだと!?」  王国一の占い師が告げた、世界崩壊の前兆。大樹の恩恵を受けて生活していた人々にとって、その不安は隠しきれず、国中を覆い尽くした。  なんとか事態を食い止めようと、王様は奮闘するも一向に大樹の衰えは止まらない。 「もう手立てはないのか……」  万策尽きたと諦めかけた時、占い師が執務室に駆け込んでくる。  王妃の懐妊の知らせであった。喜ばしい出来事に胸が高鳴るが、我が子が生まれ成人になる頃には世界が崩壊してるだろう。  意気消沈の王様に、占い師は言う。 「王よ。我が葉脈の読みにて、お子は『緑の守り人』と出ました」 「『緑の守り人』? それは、おとぎ話ではないのか?」 「そうです。ですが、あれは決して嘘ではございません。『世界樹の力弱まる時、守り人は現れ、大樹を救うだろう』。まだ、世界を諦めてはなりません」  王様の眼に力が戻る。直ぐさま部屋を出て、王妃の元へ向かう。  もし昔話が本当だとするなら、我が子は世界の命運を背負って生まれてくる。出来ればそのような大役は私が背負うべきことなのに――。     ◆    やがて時は流れ、第一子が生まれたことを民は告げられる。    王に抱かれたその子の腕には『緑の守り人』の証である、葉の紋様が現れていた。  
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ホラー[文芸] R15
最終更新日:2017年07月10日
サイコホラー 着物 美少女 学生 神様 ファンタジー 男主人公 読了時間:約12分(5,669文字)
連載 完結済 2エピソード
――ここは、とある国のヴェッキオード領。そこに「我が愛しのフェーデが使用人として働いているのだ! どうせなら我が城で使用人をしてもらいたいくらいなのだが。」 「魔王様、ちゃんとあらすじしてください。」 「……むむう。我がフェーデを口説き落とすまでの話だ!」 「そうですね、流石です魔王様。」 「だろう? いい案を思いついたから、行くぞルルファ!」 「お供いたします」
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コメディー[文芸] R15ボーイズラブガールズラブ
最終更新日:2017年05月07日
日常 ラブコメ 女主人公 魔王 魔物 美少女 百合 読了時間:約34分(16,649文字)
短編
「2-B林あまねといいます。花粉症です。」「辛いね。」「はい。」「……それだけ?」「それだけです。」「ああ、うん。……それだけか。」「もしや花粉ナメてる?」「あ、いや!まさかあ!」「ならいいんですよ。」
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年04月26日
日常 花粉 花粉症 女主人公 ほのぼの 学校/学院 読了時間:約22分(10,761文字)
短編
なろうさんのブックマークって『お気に入り』と『栞』一緒なんだね。
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エッセイ[その他]
最終更新日:2017年04月24日
ブックマーク しおり お気に入り 読み手 読者 読了時間:約7分(3,412文字)
短編
神様は物語を読みたいと思いました。
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純文学[文芸]
最終更新日:2017年04月13日
ほのぼの 盲目 読了時間:約4分(1,838文字)