作品一覧全8件
連載 3エピソード
――「お前達は今から、悪帝の配下として生きてもらう」 気が付けば見ず知らずの異世界へと飛ばされていた一色黒斗(いっしきくろと)。 そんな黒斗の前に現れた謎の女から告げられた言葉がそれだった。 だが、黒斗の心の中では憎悪が渦巻く。それは謎の女に、しいてはその元凶である悪帝に向けられて。 その怒りは、黒斗の中で一つの野心を芽生えさせる。 それは――、『悪帝を殺す事』。 配下となりながらも黒斗は、その目的を悟られないように味方を欺き、悪帝の反勢力組織である『正義の光』に肩入れする。 黒斗は智略と策略を駆使し、自分の目的の為に二つの組織を動かす事になる。 全ては――、悪帝を殺す為に。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2017年10月23日
ミステリー 異能力バトル 星力の鍵 特星力 平星力 策略 チート 読了時間:約14分(6,656文字)
連載 70エピソード
――立派な人間になる。 星空緑(ほしぞらみどり)は幼い頃、まともに仕事も続かず飲んだくれている父親と、いつも笑顔で優しい母親の、お世辞にも裕福とは言えない家庭環境の中にいた。そんな父親と母親を見て育った緑は、幼いながらも心の中で”大きくなったら立派になろう”という目標を持つ。 ある日、母親と出かけると突然の爆発に巻き込まれ、緑は大切な母親を失う。 その後は取りつかれたように勉強に励み、あらゆる分野において学び、大人に成長した頃には天才的な頭脳を持っていた。 緑は十五年ぶりに都会から帰郷すると、あることをきっかけに川に転落してしまい、意識を失う。 目が覚めると、そこは見慣れない場所だった。 そこは、『エルバ』と呼ばれる異世界だったのだ。 緑は自分の身体の異形さに驚く。 それは、神之欠片(かみのかけら)と呼ばれる伝説の宝具と、緑の身体の内”目と脳だけ”が完全に一体化したことにより、本来の目と脳の機能が人間の限界を遥かに超える力を秘めた、”巨大な目玉の身体”に生まれ変わっていたのだった。 これは、異世界『エルバ』で天才的な頭脳を用いた戦略と、絶対的な力を有した瞳術を駆使する、人間ではなくなってしまった人間の物語――。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第一章までは物語の土台作り。第二章からは目的の為に旅に出て、本格的に物語が動き出します。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2017年04月03日
異能力バトル 目玉の身体 魔法とスキル 瞳術 特性 戦略 攻略 進化 異常 想い 絆 支配 神之欠片 ギャグ有 シリアス有 多種族 未来を求める物語 ネット小説大賞五 ネット小説大賞感想 読了時間:約1,020分(509,763文字)
連載 3エピソード
加我使(かがし) 育莉(いくり)は24歳独身、彼氏無し。農業高校を卒業後、養豚農場に就職して6年間が経ったある日、不運な火災によって農場が全焼し、職を失ってしまう。 生活の為にと、育莉はバイトの面接でとあるビルへと足を運んだのだったが、面接官はお金を司る神様だった!? 育莉は神様から二つの条件を課せられ、異世界へと飛ばされてしまう。その条件を達成しなければ、元の世界には帰れないとして。 一つ、一兆コインの収益を上げ、献上する事。 一つ、スライム属を育成する事。 育莉は子供のオモチャに似たワニ(サポートナビゲーター)のナビ子と、一体のスライムことスラと共に、かつての経験や知識を駆使しながら多種多様なスライムが存在する『スライム牧場』を経営していくのだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2017年03月18日
日常 スライム ナビゲーター 牧場 育成 突然変異 進化 経営 読了時間:約20分(9,927文字)
連載 13エピソード
――「口ほどにもねぇな!」 ゲーム業界の発達は進み、完全没入型VR(仮想現実)の導入はすでに世界規模で完成されていた。 その中でも常にランキング一位の座に君臨する超人気VRMMO、『S[スペシャル]S[セレクション]O[オンライン]』は、新たに懸賞金イベントを導入。 それは、数種類の指定クリア条件を満たしたプレイヤーの中から、毎月抽選によってゲーム内マネーをリアルマネーへと変換するというものだった。 自称ゲーマーを名乗る主人公は、優位な立場でプレイすることを好むがゆえにマイナータイトルばかりを選んできたのだが、SSOの懸賞イベントを知ると途端に目が眩んでしまう。 今まで避けて来た大手タイトルのSSOを即座に購入し、逸る気持ちを抑え足早に自宅へと向かう途中、事故に遭い命を落とすことになる。 一面真っ白に覆われた不思議な空間にて、”遊戯を司る神”と名乗る女神と出会う。そして彼女の好意(?)により、主人公はSSOの中へと転生する羽目になる。 だがそれは主人公にとって、もはやゲームを根底から覆すものだった。 ゲームと言えども命を持って転生したが為に、痛みはもちろんゲームオーバーはそのまま死へと直結するのだ。 多くのモンスターはもちろん、ゲームとして普通にプレイしている数千万人のプレイヤー全てが敵に回ってもおかしくない状況に陥ってしまった。 なぜならば――、モンスターと見られてもおかしくない姿、――”口の身体”として転生していたからだった――。 元の世界へと戻れる可能性は、”遊戯の神”が去り際に言い残した『エンディングを迎えること』のみ。 ――これは、死ぬことを恐れた貧弱な口が、小さなモンスターを育成しながら豊富なスキル(四字熟語)を集め、ゲームクリアを目指して必死に生き抜いていく物語。
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VRゲーム[SF]
最終更新日:2016年11月20日
VRMMO 口の身体 ゲーム世界に転生 豊富なスキル 四字熟語 育成 主人公最強 命を育む物語 読了時間:約109分(54,070文字)
連載 16エピソード
――こんな人生、やり直したい。 クラスメートから”地味子”と呼ばれる「菊地口未子(きくちくみこ)」は、そのあだ名の通り暗く大人しい女子高生。地味な存在を気味悪がられ、からかわれたりちょっかいを出されたりしながらも、我慢して”空気の存在”を演じていた。だがそれは表の顔であり、心の中では真っ直ぐに自分の意見を持っていた。しかし周りからのヒドイ扱いゆえに、自分の意見を口にすることが出来ず、いつも心の中に押し込めていた。 ある日、忘れ物をした口未子は教室に取りに戻ったのだが、いつもちょっかいを出してくるマジクソ三姉妹(マジでクソな三人組)に忘れ物を取り上げられていた。必死に返してもらおうとする中、口未子に悲劇が襲う。突き飛ばされ、教壇の角に右目をぶつけ大怪我を負う。 その後、鏡で確認すると右目のどこにも怪我をしていないどころか、異様な変化を遂げていた。それは真っ赤な瞳に、中央には金色を放つ瞳孔の目になっていたのだ。 帰宅後、眠る口未子は夢の中で黒いローブを纏った不思議な男と出会う。 その男曰く、口未子の異様な右目は『魔眼』なのだと言う。 口未子にはひそかに想いを寄せている男子、『朝霧一聖(あさぎりいっせい)』がいた。 唯一優しく接してくれる一聖と関わっていくようになり、その想いも次第に強くなる。 そんな中、荒くれ者の不良として「暴れタイガー」の異名を校内に轟かせている男子、『夜桜大河(よざくらたいが)』とふとしたキッカケで出会う。最初は面白半分で口未子に構っていた大河だが、徐々に想いを寄せ始める。 二人と関わる口未子は、変わることを決意する。『魔眼』の力を駆使して自分の居場所と二人を守り、そして空気であった存在からいつの間にかクラスの中心人物にまで上り詰める。 だが、口未子は『魔眼』による作用の事後までは考えていなかった。それは街の異変に気付く医療機関から始まり、そして警察、ついには特殊諜報機関までが口未子の知らない所で動き出すことになる。 口未子は特殊諜報機関所属『エイト』の策略により、”魔女”として指名手配されるようになる。全てを奪われ、激しい怒りと憎悪に満ちた口未子は、追われる立場でありながらも必ずエイトを見つけ出すと宣言する。 そして――、物語は衝撃の結末を迎える。 これは――、地味な女子高生が『魔眼』を手にしたら、どう生きていくのかを描いた物語。
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ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2016年10月15日
日常 青春 地味 魔眼 魔女 女子高生 正統派イケメン 不良系イケメン マジクソ三姉妹 頭脳戦 恋愛 心理を描く物語 星球大賞 星球大賞感想希望 読了時間:約140分(69,610文字)
連載 8エピソード
――「色あせない想いは、きっと輝き続けるから」 父と二人で暮らす青空琴美(あおぞらことみ)が高校へと進学した頃、突如として琴美の父はその身をくらませた。行方不明として捜索がされるものの、一向にその足取りは掴めずにいた。 遠い親戚の家へと一人引き取られた琴美は、その街に存在するとある橋の上で物思いにふけていた。そこは幼い頃、父と共に訪れたことのあった場所だった。 いくら探しても行方不明の父の手掛かりが掴めない状況に、琴美は半ば諦めかけていた。 その時琴美は、成長と共に忘れ去られた幼き日々の記憶、唯一残るその一片の記憶に導かれるようにして訪れたその橋で、帰路に着く途中に一人の少年を見かける。 川沿いの土手で一人座り込む少年、星空緑(ほしぞらみどり)との不思議な出会いをきっかけに、琴美は再び父を探す為に立ち上がる。 琴美には小さな頃から不思議な力があった。見えないものを視る力、それはこの世ならざる者、現世に残した想いにより顕現する存在――妖(あやかし)を見ることが出来るというもの。又、妖の持つ記憶の欠片も視ることが出来るのだった。 奇妙なその力を持つがゆえに、琴美は幼い頃に忌み嫌われ、妖とは関わらない様に生きて来た。しかし緑との出会いをきっかけに、妖から父の手掛かりを掴むべく、緑と共に協力して妖と関わることを決意する。 これは、現世に想いを残す妖への手助けを通して、二人の心の成長と想いを繋いでゆく物語。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2016年09月25日
青春 読視取る力 純粋な心 妖 記憶の欠片 想い 成長を描く物語 読了時間:約60分(29,589文字)
連載 9エピソード
――「消えて行った人達のこと、本当に無かったことにはしたくないから」 ――「俺が、お前の希望を繋いでやる」 星の破壊と誕生を行う宇宙を司る神はヒマを持て余していた。その時、少年のような別の神から声がかかる。 それは、お互いの管轄外の星を舞台に、その星の存亡を賭けたゲームの誘いだった。その星に住む生物を一人指定し、その生物が星を落とせば宇宙を司る神の勝ち、星が生き抜けば少年の神の勝ち、そういうものだった。しかし、とある手違いによって本来指定されるはずだった人間とは違う者が選別されてしまう。その者は、星において”破滅の一族”と忌み嫌われる一族の末裔であった。 ”破滅の一族”の末裔、つむぎはある使命を課せられた。それは、祖先である”隠れる神”を始末すること。その祖先は、五百年前に星に大きな災いをもたらした張本人と人々に伝承されていた。それゆえ”破滅の一族”と称されるようになった。つむぎは亡くなった祖母の助言に従い、”星の一族”の隠れ家へと向かうことを決めた。 ”星の一族”は、星から得た特殊な力を持っていた。五百年前の大きな災いの後、それを用いて世界を救済した者達は、星の守り人”星の一族”と称されるようになっていた。しかし、”破滅の一族”の遺伝性の力に対し、”星の一族”の力は星と繋がることによって一種の呪いも宿していたのだった。 死後の魂は星へと還され、その際に痛みや苦しみなど全ての感情エネルギーも同時に還ることとなる。星と繋がる”星の一族”は、星と共に莫大な感情エネルギーを生身で受け止める枷を負い、それは強い意志を持ってしても精神を崩壊させるほどのものだった。 ”星の一族”は賊に襲われ、つむぎはたった一人残った少女あかりと出会う。 両親や家臣の感情エネルギーがその身に流れたあかりは精神の崩壊を始める。つむぎはあかりに手を差し伸べ、自分が希望を繋げるから、お前は未来を照らせと口にする。 これは――、一つの貧弱な力しか遺伝しなかった”破滅の一族”の末裔と、同じく一つの貧弱な力しか発現しなかった”星の一族”の末裔の二人の、”隠れる神”を探し出す物語。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年07月25日
異能力バトル 二人主人公 一族の末裔 しょうもない能力 二人の絆 祖先殺し 感動 派生 支配 古の神具 真実を求める物語 読了時間:約60分(29,723文字)
連載 4エピソード
――私は今日も、流されてしまうのです。  主人公は髪がワカメの女の子、ワカメ子16歳。  お兄様が大好きなブラコン彼女は、いけないことと知りつつも雰囲気に流されて今日も兄の隣で朝を迎える。  家には兄と、苗木の三人で暮らしている。  植木鉢に入った細い木の苗木ちゃんは、人生の先輩で色々相談に乗ってくれる頼れるお姉さん的存在。  これは、波に流されるワカメのように、雰囲気に流されやすい思春期真っ只中のワカメ子の日常ショートストーリー。
作品情報
その他[その他] R15
最終更新日:2016年07月05日
日常 ワカメ 苗木 ブラコン 思春期 読了時間:約16分(7,918文字)