国から隔離されたある島、その名も陽源島。
この島は独特の文化政治が行われており、ガーディアン(守護者)なるものが存在する。
それに憧れた人間が各国からやって来るため、島の中は様々な国籍の人間で溢れ返っている。
主人公の登流もその人物の一人で、学生とガーディアンを兼任している。
彼は仲間共に何気なく過ぎる日々を楽しんでいる。
しかし、その顔は表の顔。
素顔は過去に殺された幼馴染みの『復讐』を考えている人物。
彼は上手く日常に溶け込み、復讐の機会を虎視眈々と窺っているのだ。
ある年、毎年開催されているパレードが、この年だけ大規模になるという。
それを知った主人公は、ある計画を実行に移すべく準備を始める。
そして、パレードの始まりを告げる鐘の音が島中に響き渡った時、運命の歯車が動き出す――