西暦2100年。人類は増加の一途を辿っている。2010年頃の世界人口は約60億人であったが、現在では約180億人と3倍にまで増加している。
その影響は地球にあまりにも大きな被害をもたらしていた。食料不足、森林地域の消失、ゴミの増加に伴う環境破壊、何か手を打たなくては、地球は日々汚れていくばかりで、このままでは生物の未来がない。
そんなニュースが世界を騒がせていた。
しかし、ここまで増加した人類をどうにかすることが出来るのだろうか。
地球や生物を救うためには人類を減らすことが1番の解決策ではないのか。
この時、人類を減らすことが地球環境を解決する糸口になると考える人々がいた。
この物語はそんな危険思想を持った人物たちが、超能力に目覚めて人類に敵対していくストーリーである。