作品一覧全12件
連載 2エピソード
私達は、大人にはなれない―― 20年の寿命を背負い生きる少年少女らは、農耕をし、狩りをし、原始的に日々を送っていた。それでも不自由はなく、少しずつながらも生まれ育った大樹を中心に生活圏を拡大していた。 その生活圏の遥か先に続く、朽ちた石の建造物。失われた技術によって作られたであろうそれを何か解き明かすのが、今の世代の使命だった。 ある日、彼らの下へ一人の男が現れた。 若々しい姿とは正反対の、老けを感じるような顔。ぼうぼうに生えた不衛生な無精髭。明らかに異質な存在。 弓を、槍を構える彼らに男はこう言った。 「そんな警戒しないで欲しい。俺はお前らで言うところの、大人ってやつだ」 これは彼らの呪いを解き明かす、進歩と絶望の物語。 「待っていて。必ず助けてみせるから」 何百年、何千年経ってでも。
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空想科学[SF] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年03月25日
日常 天災 SF 女主人公 読了時間:約7分(3,335文字)
連載 1エピソード
何でも屋、そういった方が早い。生きるためなんだってしてみせる。そうやってずっと、生きてきた。今日だって、危険を冒しながらも人間のゴミを屠り金を稼いできた。仕事をして飯を食べて寝る、つまらない当たり前の毎日。 そんな毎日は、そこで終わりを告げた。 拠点に戻ると、知らない女が家で寝ていたのだ。 この慈悲のない世界には似つかわしくない、馬鹿で間抜けそうな女。なんでもこいつ、どこかの違う世界から来たらしい。よく理解はできなかったが、何も知らないそいつは、昔の自分に似ている気がした。 自分はそのサヤと言う女にここで生きるための知識を教えるため、一時的に生活を共にすることにした。 ここからだ。全てが変わっていったのは。 最初はどうでもよかったんだ。軽くこの国のことを教えて、どこかに仕事に就かせ適当に放り出せばよかった。 気付けばこいつは、知らない間に自分の奥深くまで、入り込んでいた。 ※異世界視点での転移系を思いついて、自分が好きな物を詰め込んだ作品です。ローファンで銘打ってますが、どっちかというとヒューマンドラマ色の方が濃いです。 なおしばらくは1章の設定のみ投下し、各章が完成するまで書き溜めます。1章完成後は2章プロローグまで毎日投稿しますが、その間期間ががっぱり開きます。筆が遅いのでかなり長くなると思いますがご了承下さい。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年12月29日
日常 冒険 銃 異世界 何でも屋 両依存 長い旅の始まり 人と人の繋がり ファンタジーはまだ先 感想希望 読了時間:約5分(2,193文字)
連載 87エピソード
※タブレットミントから雨空涼夏(あまぞらすずか)へユーザー名変更しました。 不定期になると思いますが投稿を再開します。 失踪する気はございませんので気長にお待ちいただければそのうちしれっと投稿しているはずです。詳しい事は活動報告をお読みください。 しがない高校生一宮和人(いちみやかずと)は幼馴染みの平井永遠(ひらいとわ)と歩いている途中、トラックに轢かれ命を落とす。 目覚めると見覚えのない世界に飛ばされていた。手元にあるのは、ヘルプの役割をこなすキューブだけ。この世界に一緒に飛ばされたらしい永遠を探すため、一宮和人は見知らぬ世界で苦しみながら力を蓄えてゆく。  方向も分からない世界で、和人は多くの仲間と出会い、別れを経験する。 哀しみを背負い、苦難に遭い、どこにでも手を差し伸べながら少年は前へ進む。彼の先に待っているのは希望か、絶望か。 注※初投稿です。清々しいファンタジーではないのでご注意ください。   序盤の数話は酷いですが目を瞑ってやってください。無計画さがにじみ出ています。後半は頑張ってます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年10月20日
冒険 剣と魔法 銃 男主人公 魔力は万能 微ハーレム 主人公はよく倒れる お人好し ストーリー重視 (能力は)チート 読了時間:約561分(280,051文字)
短編
これからの「なろう」は本当に大丈夫? 書き手の皆さん、読み手の皆さんも考えてください。似たような作品ばかりが生み出され独創性を失った今、異世界というジャンルは危機を迎えています。 よりよい小説を書くにはどうしたらいいか、答えのない答えを探しましょう。
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エッセイ[その他]
最終更新日:2018年04月12日
エッセイ 小説家になろう 異世界ジャンルの問題 テンプレ 読了時間:約4分(1,598文字)
短編
僕が高校へ入学した日。 何となく気になって足を踏み入れた図書室。 そこに、一人の女子生徒がいた。 先輩の書く小説に、僕は惹かれていく。 これから始まる高校生活。その一部分を切り取った、学生の物語。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2018年03月22日
青春 高校生 入学式 部活動 小説 読了時間:約18分(8,852文字)
短編
星を見上げる僕等の姿は、星にはどう見えているのだろう。 これまた即興で書き上げた詩のようなもの。夜空を見て書きました。
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詩[その他]
最終更新日:2018年03月12日
詩 星 夢 読了時間:約2分(624文字)
連載 完結済 2エピソード
ただ読むのではなく、読んで考える小説を目指して。 ※後編の投稿を完了しました。 ヒューマンドラマとはかけ離れていると思いますが、人間を主題にさらっと書いた前後編の小説となっております。 ストーリーも薄い作品ですが、この作品を機に何かを考えてみては如何でしょうか。 評価などは求めません。 代わりと言っては失礼ですが、この作品を読んでもしも何かを胸に、心に抱けたのならば、感想をお書き頂けると嬉しいです。
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ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年03月03日
愛 家族 人間らしさ 憎しみ 感想希望 読了時間:約7分(3,101文字)
短編
ふと疑問に思った事をただ連ねたエッセイのような何かです。 目に止まったら読んで頂けると幸いです。
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エッセイ[その他]
最終更新日:2018年02月18日
評価 エッセイのような何か 小説家 なろう 初心 読了時間:約4分(2,000文字)
連載 2エピソード
「突然だけど、『もしも』の話をしない?」 高校の入学式の後に何となく立ち寄った図書館で出会った初対面の女子生徒は、僕へ向かってそんなことを言ってきた。 騒がしい学校で僕と先輩はもしもの話をする。終わりの見えない無限に続く話題で、日が暮れるまで話す。先輩は時々難しいことを言うけども、退屈はしない。 「決まりきった答えを求めるより、合ってるかどうか分からない答えを沢山探し続ける方が楽しくない?」 なんて、嬉しそうに笑ってそんなことを言うのだから。 「はい、先輩」 これは「もしも」で始める、僕と先輩の終わらない話。何時までも続く、とりとめのない話。短い高校生活を、無限の可能性で埋め尽くそう。 ※この小説は作者とその友人の会話であった面白い事を書き連ねる小説です。基本的には一話読み切りです。日時、時間だけ進んでいます。苦手なコメディーへの挑戦ですので読み辛いかと思われますが、読んで頂けると幸いです。気になったことはメッセージ等でお願いします。
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現実世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2017年12月10日
日常 青春 ラブコメ 雑談 もしも 高校生 コメディー練習中 文章硬め アドバイス乞食 高校生活 読了時間:約16分(7,869文字)
短編
「メトロノーム」を題材とした短編小説。 黒く染まっていく世界で、少女は短い旅をする。 もうすぐ止まる私のメトロノーム、お願い。 せめて最期に、夢を見させて。
作品情報
現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2017年06月20日
悲恋 学生 文学 恋愛 病気 夢 白昼夢 読了時間:約14分(6,709文字)
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