現代小説なのに、突拍子もないお金持ちが出てくるそこの小説！ そんな金持ち居るわけねぇわ！ っていうツッコミを書いてみました。

むかしむかし、あるところにヨークと呼ばれた絡繰作りの名人がおりました。彼が作った作品は、長い年月を経て骨董となり、芸術品となり、崇める対象となり……。彼の作った作品をメンテナンスする一族の一人、白銀|（シロガネ）。　　 このお話は白銀の長い長い、旅のお話で御座います。どうぞ、よろしくお願いします。