28歳、職業フリーター、現在無職。安アパートに独身一人暮らし。
ついに家賃の支払いも限界の主人公タカオに救いの手が―
と思いきや、現れたのは自称妖精の変てこな少女。
少女は『契約をすれば年収百万円』『対価として共同生活』と申し出る。
何を訳の分からないことを、と思いつつも少女の作戦(?)により契約してしまう。
とはいえ約束の金額を着々と稼がれる手前、負けじと社会復帰へと歩き出す。
だが、その過程は「有り得ない!」と叫びたくなる、楽しくも多難なものだった。
奇妙な共同生活を通して社会人を頑張る、とある男性の話。
■キーワードについて
・主人公が他の世界へ、という設定ではありません。
・残酷描写はありませんが、多少いじめ等に近しい描写は含まれます。
■一話毎の読了時間
20分を目安に書いています。少し長めに感じるかもしれません。