絡脈も、抑揚もないただの覚え書です。

　ある日、冴えない高校生である圭人のもとに一人の少女が入った段ボールが届いた。差出人、目的は不明。しかも出てきた彼女は「自分はアンドロイドであり、あなたのメイドでもある」などと言い出す始末。 　謎の状況に混乱しながらも、なし崩し的に圭人は彼女をメイドとして雇うことになる。戸惑いながらも始まったメイドとの生活は案外悪くなく、徐々にメイドを認めていく圭人だったが、次第に自分の周囲に異変が起きていることに気づき始める。 　他者との記憶の食い違い、存在しないはずの出来事の記憶、監視者を名乗るクラスメイト。様々に不可解な事象に巻き込まれながらも、より幸せな未来へと手を伸ばす少年たちの物語。

日の暮れた生徒会室。会長と書記は、また今日も少し知的に駄弁っていた。

何かがおかしい。 そう感じないで、そう感じないように、少年は幻を信じた。

人の心を想う聡明な会長と、無個性を描いたような書記くんの、ちょっとした日常。

超試験的、というか練習用に書いた作品です。 いえ、作品と呼ぶのもおこがましい小説ですが、ここから物語の構想を広げていけたらな、と。

夏休み。俺は手足の不自由な美少女と何でもない日常を過ごすーーはずだった。『交換』から始まる、青春ミステリラブコメ。＊カクヨムにも連載中。

図書館に寄ったら、女子が僕の噂話をしてたって話……聞きたい？

息抜き小説となっております。

『好感度を上げすぎるとその人との関係がリセットされる。』 ある日、そんな無慈悲な呪いをかけられた彼は、恋人も友達も一切いない哀しい学園ライフを一人謳歌していた。どうせ消える関係に期待するなんて馬鹿らしい。そうのたまい、人と深く関わること自体を拒否してきた彼だったが、突然転校してきた少女や、様々な人々と接していく中で、彼は少しずつ変わっていく。 呪いと過去が交錯する中、彼は何を望み、何を失い、何を掴みとるのか。 ※カクヨムにも連載中です。