作品一覧全2件
短編
中高女子校で六年ぶりに男子と話をする鮎川七海。 高校では生物を勉強して来ず、実験のやり方が全然わからない相田大地。 鮎川は男子との接し方に悩むが、相田の誠実な態度に惹かれていく。 相田は鮎川に実験のやり方を教わりながら、なんとか実験を進めていく。 最終日の実験で告白しようと思っていた鮎川だったが、実験がうまくいかず、相田のせいで薬品をこぼして体にかけてしまう。顔と体を流水で流した後、相田に医務室に連れて行かれる。 医務室で実験がうまくいかない理由が薬液の中身が違う事に気づく。 相田は自分が薬液をかけてしまった責任を感じ「責任を取る」と言ってしまう。 薬液の件を講師に報告し、翌日再実験となる。 実験が終わった開放感から、鮎川への感謝の気持ちを告げると、その勢いで相田は告白をしてしまう。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年03月22日
日常 青春 胸キュン賞 読了時間:約32分(15,804文字)
連載 完結済 5エピソード
春香、奈々、真澄、久美子、真悠子の五人の薬剤師が、かかりつけ薬剤師として奮闘する。 春香は薬剤師になったものの、一人も指名を取れないダメ薬剤師。 このまま指名が取れないと、クビなってしまう。 そこに久しぶりに現れた「お菓子おじちゃん」が「かかりつけ薬剤師」になって欲しいと言う。 お菓子おじちゃんとの再会でクビは免れたものの、おじちゃんは癌で余命半年であった。 小さい頃にたくさんお菓子をもらった恩を返そうとするが、おじちゃんは亡くなってしまう。 しかし、これを機に春香は薬剤師として目覚めたのだった。 奈々はいつも元気で一生懸命な薬剤師。医師にスーパー薬剤師だねと褒められた直後、服薬指導でミスを犯してしまう。そして、友人のユイカから惚れ薬を作れないかと依頼される。 ある日、入院した患者の元を訪れると、それはユイカの上司だった。めまいと低血圧で入院したのだが、その原因をグレープフルーツジュースと薬の相互作用である事を見つけ、解決する。 久美子は、久しぶりに会った大学の同級生に、会社の社長を引き継がないかと話がくる。悩んだ末に社長になる事を決意し、それを部下に伝えようと食事に行くが、部下が蜂に刺されアナフィラキシーを起こしてしまう。救急搬送された病院でその部下に告白されて、退職しようとしていた気持ちが揺らぐ。 真澄は昔、自転車で転倒し病院に運ばれた時、一人の女性に助けてもらった薬剤師真澄。ある日、その女性と同姓同名の患者さんが現れたけれど、その人は似ても似つかないほどのクレーマー患者だった。話を聞かずに帰ったため薬の相互作用で胃潰瘍になりかけ、再来する。またも、薬局で激怒するが真澄が説明する事で事なきを得る。 真悠子は毎日を通り過ぎるように過ごしてきた。かかりつけの患者が薬局に来なくなってしまった。その患者は統合失調症であり、自分の弟と同じ病気であった。弟を救えず、患者も救えぬ罪悪感から薬剤師を辞める。 新しい仕事を探そうとカフェを転々とする中で、その患者さんに出会い、一緒に働く事となる。 一緒に働く中で元患者と付き合う事となり、弟に会いに行く事になる。弟も含めて受け入れてくれた彼にずっとついていこうと決意する。 そして、辞めてから一年後、真悠子のコーヒー店に、久美子、真澄、春香、奈々が偶然に会する。
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2017年07月17日
オフィスラブ 日常 青春 ホームドラマ ミステリー サスペンス ラブコメ 第3回お仕事小説コン 職業もの ハッピーエンド 薬剤師 医療 薬学生 読了時間:約203分(101,112文字)