英麻と同じく時の花びらに触れる力を持った少女、服部みなみが二人目の回収役―――タイムアテンダントに選ばれた。先輩としてみなみにいい所を見せようとする英麻だったが、空回りばかりしてしまう。そのうえ、今回の宿主、グレイス・オマリーは空を飛ぶスピカを信用せず、「そんなものに乗るのはいやだ」と言ってきかない始末。果たして英麻たちは無事、時の花びらを回収できるのか?
※この物語には歴史上の人物や出来事が登場しますが、それらの描写には一部、作者の創作が含まれています。この点を理解した上で読んでいただくようお願いいたします。