その女性は、「神の手違い」という理由で、神により異世界へ転生を果たす。異世界で、“ナハル・ニヴ”という名の少女として生きていくことになった彼女は、元の世界に戻ろうと努力するも叶わず、無為な年月を過ごす。そうして、残酷な神への憎悪にとらわれたナハルは、何故か〈勇者〉の証である〈聖痕〉を発現、直後、神と人類の敵〈魔者〉の王、純白の全身鎧、10000年を生きる“魔王”と邂逅する。傷だらけの〈勇者〉ナハルは、魔王へ懇願した。「私を、あなたの幕下に加えてください。部下として働かせてください!」勇者ナハルの申し出に対し、魔王は告げる……
/
小説投稿サイト『ハーメルン』にも同時掲載《https://syosetu.org/novel/136213/》
/
2022/02/16、連載再開
/
これは「再会のための物語」である──