人類が総力を決して滅びに挑んだはずの『TOWER』襲来事件。それは思わぬ結果をもたらした。
突如能力値がステータス化され、ダンジョンが現実世界に現れるようになったのだ。
赤羽修司は、そんな世界に生きる、普通のサラリーマンだった。幼馴染の科学者に誘われ、ダンジョンに入るまでは。
これは常識と非常識が曖昧になった世界を、普通に生きたいサラリーマンがおかしな事態に巻き込まれ、『TOWER』襲来事件の真相に挑む物語である。
なお、この物語はフィクションです。登場する一切の人物、団体は架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。