その日を境に、人類に光は無くなった。
突如出現した『シャドウ』という謎のクリーチャーによって人類の大量虐殺が始まったのだ。
最初のシャドウである『エビル』は大量のシャドウを率いて脅威的な生命力と回復力、そして圧倒的な力で人類を追い詰めていく――。
絶望の淵に立たされた人類だったが、夜にしか出現しないシャドウを見て太陽の光が弱点であることを発見する。
その後、太陽の光と同等のエネルギー『ルミナ』という光を駆使した武器を開発し、改良を重ねていった。
武器の完成と時を同じくして、人間側は『ラディウス』という対シャドウ軍事機関を設立し、所属する兵士たちを『パージスト』と呼んだ。
そして、戦う力を得た人類はシャドウとの全面戦争をしかける――。
多くの犠牲を払い、長く苦しい戦いの末に人類は勝利を収め、闇の時代は幕を閉じた。
それから数十年後――。
人間たちは原則として、太陽が出ている時間帯だけの外出が基本的となり、シャドウの残党を相手に日夜、パージストたちは戦っていた。
エビルが開いた闇の時代から、少しずつ人類の傷は癒え、平和な世界になってきた......と、誰もがそう感じていた。
※番外編もあるので、そちらもぜひ読みにきてください。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2023年01月03日
サイコホラー 影 アクション 残酷 ホラー ダークファンタジー バトル ネトコン11 ネトコン11感想 ESN大賞5 OVL大賞9 コミックスピア大賞3
読了時間:約415分(207,026文字)