彼女の在る場所、それは必ず不幸に見舞われる。
歩く災いが転じて”パンドラ”とあだ名を付けられてしまった女子高生、音沙乙女(おとさおとめ)。
同学にして事なかれ主義の代名詞、榎臥倫(かがりん)は彼女と関わらないように生活していたが、部の先輩によって無理矢理接点を持たされてしまう。
しかし榎臥自身「行く場所を全て不幸にする人間なんて、この世にいるはずがない」と心のどこかで思っており、癖の強い先輩達と共に”パンドラ”の正体を探究していく。
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