冴えない高校生、北条翔はチートスキルとともに白魔導士として異世界に転移した。 いきなり魔王軍幹部との戦闘に巻き込まれるも、なんとか勝利した彼は勇者として称えられることに。 周囲から持て囃され満更でもないカケル。呑気にハーレムを作ろうと計画するが、この異世界はそんなに甘くはなかった。 富。名声。ときには色仕掛けすらも。自らの目的のためにカケルを利用しようとする様々な者たちの誘惑が襲い掛かる。 更には魔王すらも野望を叶えるためにカケルの力を欲し……！？

かつて世界の頂点に君臨していた最強の女魔王は、退屈のあまり魔王を引退し冒険者へと転職。 名を「パンダ」と改め、レベル１の駆け出し冒険者として旅を開始した。 その旅の最終目標は、自身の後継者である新魔王の討伐。 パンダはかつての下僕である魔族から命を狙われる立場となりながらも、魔王を倒す勇者としての道を歩み出した。 始まりの町で出会った冒険者パーティ。二丁拳銃使いの女エルフ。拷問が趣味の吸血鬼の少女。 様々な出会いによりパンダの冒険はどんどんと混迷を極めていくこととなる。 これは、ちょっとおバカでマイペースで能天気な元魔王パンダちゃんが、自由気ままな冒険者生活をしながら成長し、最終的に魔王を討伐することを夢見る冒険譚である。

世はまさに『大・自キャラ萌え時代』！ 『アバターメイク』というゲーム機の登場によって、空前のアバターブームが巻き起こる。 自キャラ萌えを極めた少年、横山泰智は、自身のアバター『ベル』を溺愛していた。 ベルと共に格闘ゲームの大会に出場した泰智は、その帰り道に奇妙な体験をする。 その日から、泰智は世界の命運をかけた二大勢力の争いに巻き込まれていく。 『ゲームソフト』と『現実世界』。 二つの世界を舞台に行われる殺し合い……紛れもない戦争の渦中へと。

ソーシャルゲームの中に生きるキャラクター達の物語。 自身のレアリティだけが絶対の価値を持つ箱庭の世界は、覆しようのないレアリティ格差に支配されていた。 そんなある日、ゲームのソースコードへと侵入する方法が発見される。 ソースコードを改竄すれば、誰もが高いレアリティを獲得できることが判明。 それを受け、今まで蔑まれ続けてきた低レアリティキャラクター達が決起。革命組織『創生旅団』を立ち上げる。 しかしスーパーレアキャラクター達の対抗勢力『騎士団』がそれを阻む。 『創生旅団』と『騎士団』。 自身のレアリティをかけて、二つの二大勢力が一つのゲームの中で激突する。 やがてそれはゲーム世界を怨嗟の炎で焼き尽くす革命戦争へと発展していくのだった。 カクヨムにも掲載しています。（完結済） https://kakuyomu.jp/users/hashimoto_T