この世界、特に日本にはいたるところに境界が存在します。
例えばあなたの部屋と他の部屋を隔てる壁だとか、道路の対向車線同士を区切る白線だとか。
大抵の場合、あなたはその境界の向こう側にあるものが見えているか、もしくは向こう側に何があるか知っています。
それが真実であるかは別にして。
その境界を越えたとき、向こう側にあるものは本当にあなたの見えていたもの、知っていたことなのでしょうか。
これは、そんな境界で遊ぶ物語。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2010年09月10日
ファンタジー 現代(モダン) オカルト 妖怪
読了時間:約48分(23,833文字)