作品一覧全3件
連載 1エピソード
 静寂に満ちた夜の腐れ森、腐った死体と腐肉を漁る畜生の巣窟で、明るく楽しげで賑やかな声が大きく響いていた。しかし、そんな楽しいひと時にも終わりがやってきた。一行を襲う黒衣の男。次々と討ち取られる仲間たち。最後に残った彼女は想う。 「これはゲームだから怖くないもんね!」
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15残酷な描写あり
最終更新日:2013年05月27日
最強 読了時間:約3分(1,244文字)
連載 4エピソード
「きゃああああああああ!」 暗い通路。明かりとなるのは、外から持ち込まれた松明やランタンだけの世界に悲鳴が響き渡った。 悲鳴を上げたのは、年の若い少女だった。おっかなびっくり迷宮を彷徨う少女は、松明に照らされ多少明るくなった闇の中で、此方の姿を見たら悲鳴を上げて倒れてしまった。 年のほどは15,6歳といった所だろうか。腰に安物の片手剣を吊るし、皮鎧を着ている。襤褸のように擦り切れた外套を纏い、秋の稲穂のような色合いの髪を馬の尾のように後頭部で纏めている。胸や尻は薄く、肉付きは良くない。痩せ細っているというのが正しいだろう。顔は非常に整っていて、後数年もすれば引く手数多な事は明白だった。顔の横に純人(じゅんじん)の耳はなく、頭部に狐のような耳があった。おそらく狐人(きつねびと)なのだろう。 「さて、どうするか…」 鎧は出会い頭に気を失い、危険な迷宮で悠長に眠りこける亜人の少女を見下ろして呟いた。
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15残酷な描写あり
最終更新日:2011年10月30日
鎧に幽霊 憑依 狐耳の少女 迷宮 読了時間:約13分(6,116文字)
短編
時は西暦2,257年。時代は、大きく変わった。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2011年10月25日
人類の緩やかな衰退 読了時間:約3分(1,473文字)