とある少女が総理となり、日本中に激震が走った。しかしそれは序章でしかなかった。一ヶ月後、『月一デスゲーム法』が施行され、北海道のとある場所に一万人もの人間が集められた。 「――まあ、９９％の人は生きて帰れないんですけど」 　総理の少女は言った。 　そして始まった生き残りをかけたデスゲーム。 　そこには、参加者それぞれの思い、それぞれの攻略法があった――

　陰キャなミナは、事前説明なし・チートなしで異世界に転移してしまう。 ――ここはどこ？　どういう状況？？ 　訳も分からぬまま、なんとか異世界に適応しようと努力する日々。 　そんな中、ミナは異世界で１０歳になると全員に与えられるという不思議な箱【スキルボックス】に興味を持つ。そしてある仮説を立てる。 「私の予想が正しければ、この《呪いのカード》って実は……」 ※最強になるまでかなり長くなる予定 ※亀更新注意

　世界最強を目指し続けたおっさんがいた。彼は人類最強となってからも２５年間鍛錬を続け、ついに世界最強の龍【反転龍レクシオン】と戦うことを決意する。 　結果、戦いは敗北。 　だがなぜか生き残ってしまった。しかも１４歳くらいの美少女になって。 　これ幸い。もう一度、最強になるためのチャンスが与えられた！　そう捉えた元おっさんが、再び最強を目指す！ 　……なんかこの体、むっちゃ風邪をひくんだが！？

　マーシャ・テルムントは剣に愛されていた。才能と努力によって若くして世界最高峰の実力を持つに至ったが、剣に愛されすぎるあまり頻繁に高熱を出し、１２歳のとき剣を封印することとなる。 　そして、それから４年の時が過ぎた。 　今や、普通の貴族令嬢として学園に通う日常を送っている。婚約者もいる。それは１４歳の時に婚約した第二王子のレイト・アシュガルドだった。 　イケメンで、背も高く、頭脳明晰で、魔法も使える。そして剣のことが大好きでいつも素振りをしている。 ――そんなレイトのことをマーシャは好きだった。でも負けず嫌いな性格のせいで素直になれず、心の中ではいつも必死にレイトの嫌な部分を探し出し、『レイトのことなんて嫌い！』と思い込んでいるのだった。

　とある悪役令嬢は国外追放された。 　しかしそこで出会う最愛の人。真実の愛を見つけ、幸せな結婚生活を送る――はずだった。 　最愛の人は戦争で死に、その令嬢は生きる希望をなくした。最愛の人だった亡骸を抱いて泣き暮れる。 　そして気が付けば、過去に戻っていた。 　それは学園の入学式の前日。 　今なら自分の婚約者を奪った平民の女もいない。 　さあ、ここから始めよう。

　とある日本人男性は不幸にも死んでしまった。しかし彼の転生ボーナスは通常では考えられないほどの量であった。そのおかげで彼は異世界に転生するとともに、日本に帰ることができる異能と大量のチート能力をゲットする。 　彼はある程度大きくなったら日本に帰るつもりである。そのため自分がいなくなっても周りの人が悲しまないようにと、モブとして生きることにするつもりだった。

　宮勝秀は、いつも一緒にいた守護霊リースと一緒にトラック転生してしまう。そして気付けばゴブリンだった！？ 『あ、それは、この世界が私の生前に暮らしていた世界だからです！』 「ぐぎゃ！（まじか！）」 　という言葉から、転生先はリースが生まれ育った世界だと判明する。ゴブリンに転生した少年は、魔物を倒したり、修行したり、進化したり、時に人間と交流したりしながらどんどん強くなっていく。これは少年と明るい幽霊の物語。