作品一覧全4件
連載 完結済 15エピソード
遂に籍を入れたリョウコとマルクはパリでの生活を続けている。マルクは依然貿易商として、そしてリョウコは自身は大学を離れてアトリエでの仕事に就きながらも、親友で大学に残ったモニクとも関係を保ちながら活気に満ちた生活を続けている。しかし、それぞれが抱える仕事ゆえにリョウコとマルクの間に生活上の隙間風が生じてしまう。二人はこの危機を乗り越えられるのだろうか? そしてその状況を理解したモニクは、リョウコをどう助けるのか? またマルクはどうやって?
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2024年01月03日
日常 フランス パリ リヨン 国際結婚 愛情 親友 信念 相互理解 希望 親子関係 読了時間:約143分(71,133文字)
連載 15エピソード
フランスでの生活の中に見られるだろうありふれた光景を短編のオムニバス形式で記しました。地名を出来るだけ伏せたので、旅したことのある方は、それぞれがどこを描写しているのか想像しながら楽しんでいただければ幸いです。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2022年12月17日
日常 フランス ふれあい 孤独 心 さびしさ よろこび 読了時間:約186分(92,641文字)
連載 完結済 16エピソード
 1990年初めのフランス、大学教授の父親の影響もあり、西洋文化史を首都、パリの大学で学ぶリョウコは、紹介で知り合った若き実業家のマルクと婚約を交わし、彼の仕事の重要な一端でもある社交生活を手伝いながら都会での慌ただしい日々を送っている。上流階級に属する彼の生活スタイルに戸惑いながらも、それでも個性豊かな友人たちを周りに得て学生生活を満喫している。  学年を終え、久しぶりに戻って来た故郷の鎌倉で、彼女は、父親の学友の長男、セルジュと知り合い、土地案内の数日間を共にする。画家を目指している彼の無垢な存在は彼女の心をざわめかせるが、それに入れ替わるようにマルクの訪日がある。彼との夏の日々。そして帰国。  九月に入り、リョウコはマルクとの都会での生活を再開するが、暫くして、当地の美術学校の学生となっていたセルジュと偶然再会する。興味を示した大の親友、モニクを彼に紹介し、全てが順調に思われた十一月のある週末、三人は、セルジュの父親の元妻の葬儀のためにツゥールへ向かい、次いで、モニクの実家のあるブルターニュへ向かうことになる…。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2022年09月28日
日常 フランス パリ 鎌倉 国際結婚 生活感 親友 社交生活 愛情 恋愛 友情 人生観 キネノベ大賞6 OVL大賞8 BANG01 読了時間:約165分(82,189文字)
連載 完結済 5エピソード
 世界の各地を題材にした物語第1話。日本、鎌倉編。  この世における自分の存在とは何なのだろう? そして自らだけでは決してない、それぞれの人生が持つ意味とは?  主人公の会社員、樫田祐司は、鎌倉で出会った一人の若い女性を通して、これらの疑問が決して自分だけでなく、誰もが共通に持ち得、時にはその過去や現在ゆえにひどく悩み、苦しみながらも、しかしその答えを求めてそれぞれの人生を進み続けていることを知る。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15
最終更新日:2017年04月19日
悲恋 日常 鎌倉 休暇 愛情 人生 自己の存在 相互理解 孤独 儚さ さびしさ 自尊心 現実 キネノベ大賞6 OVL大賞8 読了時間:約110分(54,787文字)