俺、鵜籠 尊はごく平凡な下らない生活を毎日自堕落に過ごしていた。まぁ、楽しいといえば楽しい、味気ないと言えば味気ない。そんな生活を満喫していた。
そんな俺にも彼女がいてその彼女とコンビニに何となく立ち寄り、アルバイト求人誌で「日給50万」の文字を2人で見つけた。誤植だろうとでも思い、冗談で2人とも応募してみたんだ。
後日届いたのは英語で書いてある手紙。
「To allow the participation of the United States experiment.」
『米国実験への参加を許可する』