魔法の国を舞台に、万物に宿る理外の力を見抜く〈真実の眼〉を持つ女探偵「イマジカ」の活躍を描く、本格(風味の)特殊設定ミステリ。
〈第一章〉
「呪術師殺人事件」
自らのかけた呪いを解く代わりに、多額の解呪金をせしめる――
とある宿屋で、そんな悪徳呪術師が殺された。
呪術師を殺しても呪いは解けないことが一般常識である中、一体誰が、呪術師を殺したのか……?
探偵イマジカが、「王女の探偵」としてその事件の解決に挑む。
[読者への挑戦状付き]
〈第二章〉
「人魚の歌声」
公爵領を訪れていたイマジカとセニスは、人攫いから人魚を助ける。
翌日、公爵家の地下で三人の被害者を生む連続殺人が発生し――
その犯人として捕らえられたのは、二人が昨日助けた人魚、マリーだった。
人魚は本当に、殺人を犯したのか?
違うとすれば、一体誰が、どのようにして三人を殺したのか?
助手セニスが、探偵イマジカは「本当の意味での王女の探偵」なのだと知ることになる事件。
[読者への挑戦状付き]
〈第三章〉
準備中。
※各章どこからでもお楽しみ頂けますが、
過去章のネタバレとなる描写が含まれる場合があるためご注意ください。
ミステリー 探偵小説 女主人公 ミステリ 推理 読者への挑戦状 魔法 呪い 特異体質 異世界 ファンタジー 新人発掘コンテスト
読了時間:約383分(191,459文字)