作品一覧全4件
代表作 連載 149エピソード
 突如、異世界に飛ばされたハルヒコとその家族。言葉も通じないこの世界で、ハルヒコ達家族は互いに支え合い、懸命に生きていく。  だが、世界は無慈悲な色を浮かべ、家族は時代に翻弄されていく――。  第一部、完結しました。  第二部「魔法使い、ガイコツと踊る」連載中です。 第一部あらすじ  突如、異世界に飛ばされたハルヒコとその家族。言葉も通じないこの世界で、ハルヒコ達家族は互いに支え合い、懸命に生きていく。  やがてルアン国宰相マグダルに認められたハルヒコは、開拓地の村長に抜擢され、才能ある村人達と協力し村を発展させていく。  そんな折、ハルヒコと息子のシュウに魔法の才が開花する。後の世を揺るがす、黒と白の魔導士が誕生した瞬間であった。  村で栽培した作物を卸しにいった首都リュッセルで、ハルヒコは運命的な出会いを果たす。ルアン国騎士団長アイスと新進気鋭の商人ハサルである。将来、この国の運命をハルヒコと共に左右することになる二人であった。  開拓地の運営も順調にいき、このまま平穏な生活が続くと思われたその矢先、事件が起きる。村で飼育していた羊が何者かに襲われたのだ。それは大森林より現れた怪物トロールの仕業であった。ルアン国の軍隊が出動し、トロール討伐が始まる。予期せず、ハルヒコと息子のシュウはその戦いに巻き込まれていく。  トロール討伐の後、名実ともに炎の魔導師として英雄視されていくハルヒコであったが、平穏であったルアン国にクーデターが起きる。首謀者の名はルアン国騎士団長アイス。逃亡の際、深手を負ったマグダルよりクイール王子を隣国アクラへ亡命させる使命を託される。  数々の困難を乗り越え、アクラ国の首都バラディンまで後わずかというところまで辿り着いた。だが、そこで待ち伏せていたのはルアン国の刺客、親衛隊長ウタルであった。ハルヒコは家族とクイール王子を救うため、相討ち覚悟でウタルに立ち向かっていく。  混迷を極める戦いの先に、はたして何が待ち受けているのか――。  どうぞ、お楽しみください。  異世界というテーマで、自分ならどんな物語をつくれるだろうと考えた作品です。  また、世界観を共有した短編「セブンスソード」も公開しています。  興味を持っていただければ、そちらもどうぞお読みください。  ご感想もいただけると嬉しいです。遅筆ですが、どうぞよろしくお願いします。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月05日
シリアス 男主人公 西洋 中世 魔法 冒険 日常 オリジナル戦記 ホームドラマ 読了時間:約947分(473,306文字)
連載 63エピソード
 中学三年の春、突如、私は世界から忘れられてしまった。  こんなことってある?  どうして、私は友達からも、そして家族からも、忘れられなければならなかったのだろう……。  この作品以外にも、連載作品「異世界家族 パパと僕、ときどき、ママ、わたし」(第一部完結、第二部構想中)と短編「セブンスソード」、「ヘイジーワールド(パイロット版)」も掲載しています。  興味を持っていただければ、読んでいただけると幸いです。  どうぞ、よろしくお願いします。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2023年03月29日
日常 ミステリー 女主人公 現代 世界 謎 読了時間:約246分(122,905文字)
短編
 中学三年の春、突如、私は世界から忘れられてしまった。  こんなことってある?  どうして、私は友達からも、そして家族からも、忘れられなければならなかったのだろう……。  これから連載していこうと思っている作品のパイロット版です。  この作品以外にも、連載作品「異世界家族 パパと僕、ときどき、ママ、わたし」(第一部完結、第二部構想中)と短編「セブンスソード」も掲載しています。  興味を持っていただければ、読んでいただけると幸いです。  どうぞ、よろしくお願いします。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2022年06月19日
日常 ミステリー 女主人公 現代 世界 謎 読了時間:約6分(2,681文字)
短編
 異世界というテーマで、自分ならどんな物語をつくれるだろうと考えた作品です。  本当は長い物語なのですが、今回その一部分を切り取って短編としてみました。  また、長編として連載している「異世界家族 パパと僕、ときどき、ママ、わたし」とも、その世界観を共有しています。  興味を持っていただければ、そちらの方も読んでみていただけると幸いです。  ご感想もいただけると嬉しいです。 あらすじ  出発間際のキャラバン。青年が次の町まで乗せてほしいと声をかけてきた。  腰には古びた剣を帯び、青年は自信なさげに自らを剣士見習いだとはにかんだ。  馬車に揺られながら、青年はキャラバンで雑用の仕事を担う老人サルトとその孫娘ミレと知り合う。青年はマギア魔法学院の依頼で「天秤の魔女」を調査していることを告げる。  天秤の魔女――歴史に語られる数々の滅亡の裏に見え隠れする、謎の存在。  その夜、キャラバンの野営地を武装したアンデッドの集団が襲う。  普通の剣では、すぐにアンデッド達は復活してしまう。傭兵団の団長ガルマンと女戦士ヤミスらが苦戦する中、逃げ遅れたミレにアンデッドの凶刃が迫る。  ミレを救ったのは青年であった。青年がゆっくりと剣を引き抜くと、その刀身は淡い光を放っていた。尋常ならざる力を秘めた魔法の剣であった。  向かってきたアンデッドを一刀両断する青年。そして、叫んだ。 「私は剣士になれなかった――。どんなに憧れようとも――」 「それでも、こんな私にも才能があったのです。私は――魔法使いです!」  青年が呪文を唱えると、聖なる光が剣より放たれ、アンデッドの軍勢が消滅していく。 「まだ終わっていない!」ガルマンが叫んだ。  消えたアンデッド達の後方に巨大な影がうごめいた。顔の半分を一つ目が占める巨人――トロール達であった。  青年はトロール達に向かって飛び出していった。その背中にガルマンの警告が飛ぶ。 「奴らには魔法が効かない!」  青年はミレに祝福された言葉を思い出していた。 「大丈夫――。私は、魔法――剣士です!」  青年が呪文を唱えると、六振りの光の剣が彼を取り囲んだ。  はたして、青年とトロールとの戦いの行方は――。  どうぞ、お楽しみください。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年02月13日
オリジナル戦記 冒険 魔法 中世 西洋 男主人公 シリアス 読了時間:約16分(7,968文字)