作品一覧全42件
連載 完結済 37エピソード
「花も事件も変わらない。重要なのは根っこだ」 広島県、福山市。僕の住む町はバラで有名だ。5月の福山ばら祭にて、僕はバラをこよなく愛する女性――茨薔子さんに出会った。 性格はちょっと変わってるけど、洞察力と推理力はピカイチの彼女。二人でばら祭のガイドを務める中、参加者の1人が宝物を無くしてしまう。見つかりっこないと思う僕だけど、薔子さんは自信たっぷりに「見つけてみせる」と豪語して……(「福山ばら祭」) 植物オタクの天才がおくる、ご当地キャラミステリー。 登場人物 東雲 伊吹(しののめ いぶき) 主人公。20歳、男。広島県福山市に住む大学2年生。どちらかというと『花より団子』。 茨 薔子(いばら しょうこ) 私立植物園『茨フラワーパーク』の園長にしてガーデナー。27歳、女性。『花も団子も好き』。
作品情報
推理[文芸]
最終更新日:2021年05月20日
日常 ミステリー 推理 バラ ご当地 残念美人 キャラ文芸 読了時間:約216分(107,888文字)
短編
九鳥大学社会心理学研究室。僕の大好きな、梶原七緖先輩の居城だ。いつものように先輩のもとを訪れた僕に、彼女はこう言った。 「君は『千里眼事件』を知っているかい?」
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2021年04月09日
悲恋 日常 史実 千里眼 大学生 先輩 おねえさん 切ない ネット小説大賞九感想 読了時間:約12分(5,730文字)
連載 完結済 95エピソード
「君のことが好きなんだ。嫌いになる方が楽だって分かってても」 霧の濃い朝。平凡な大学生だった楓の前に突然、黒羽と名乗るイケメンな女性が姿を現す。「汝を守りに来た」 そう伝える彼女に不信感を抱いたのも束の間、異形の妖怪が楓を狙って訪れた。黒羽曰く、楓は幼少期に恨みを買っていたのだという。平穏と安全を取り戻すべく、命がけの逃避行が幕を開けた。幾度となく死線をくぐり抜ける中、己を全力で守ってくれる黒羽に、楓はいつしか心惹かれていく。しかしどうやら、彼女には何か秘密があるようで――――。 少女と青年が紡ぎ出す、禁断の恋の物語。 ※2020年12月13日、完結いたしました!
作品情報
現実世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年12月13日
異類婚姻譚 伝奇 青春 イケメンヒロイン 王子様系ヒロイン ボーイミーツガール スリラー 恋愛 多少のイチャイチャ アクション 戦闘要素 純愛 ネット小説大賞九感想 読了時間:約768分(383,805文字)
短編
あらゆることへのヤル気を失い、自堕落な生活を送るようになってしまう奇病、根なし草シンドローム。そんなもの他人事と思っていた私だが、なんと息子が掛かってしまった! 日々パチンコに通いつめ、食っちゃ寝のゴミみたいな毎日を送る息子。私は苦肉の策として、カウンセラーに相談を持ちかけるが……
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2020年11月20日
日常 言葉遊び 読了時間:約7分(3,334文字)
短編
夕暮れの夏、甘酸っぱい一幕。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2020年09月06日
青春 恋愛 高校生 胸キュン 男口調の女の子 読了時間:約5分(2,149文字)
連載 完結済 7エピソード
「私の名はナミ。この空間の主にして、君を保護する者だ」 夏のある日。大学生の高峯拓也は、何者かによって駅のホームから突き落とされてしまう。迫り来る電車に死を覚悟した拓也だったが、次の瞬間、彼は見知らぬ電車の中で目覚めた。状況が掴めず混乱していると、やがて電車は謎の駅に停まる。 そこで拓也を待ち構えていたのは、ナミと名乗る男装の令嬢だった――。 夏のホラー2020参加作品
作品情報
ホラー[文芸]
最終更新日:2020年08月06日
伝奇 怪談 駅 男口調のお姉さん 恋愛要素 夏のホラー2020 読了時間:約30分(14,996文字)
連載 完結済 32エピソード
“それはある意味で呪いだった。  我が身さえ犠牲にせしめる程の。” ある日幽体離脱をしてしまった大学生の早乙女優は、夜の神社で、記憶喪失に陥ってしまった《幽霊》の少女と出逢う。 「名前も。年齢も。自分がどこに住んでいたかも。なーんにも覚えてないんです」 善意か、あるいは同情から、優は自分が生きていることを隠したまま少女に手を貸すことを決意する。記憶を取り戻し、未練を叶えて成仏を果たすため、二人は誰にも見えない夜の散策を開始した。しかし毎晩を共に過ごすにつれ、優の心は徐々に少女へと惹かれていく。それは実っても先などない、どこまでも無意味で切ない恋。 想いが限界に達したとき、優は一つの覚悟を決めた。 初々しくも切ない、本人たちしか知らぬ一夏の奇跡の物語。 ※エブリスタ、ノベマにも掲載中です
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2020年06月25日
青春 恋愛 大学生 切ない 初々しい 幽霊 夜のお散歩 ネット小説大賞九感想 読了時間:約191分(95,400文字)
連載 55エピソード
『スミレのような人』 それが、始めて会った時、彼女に抱いた印象だった。 真夏日のこと。オープンキャンパスで運営の手伝いをしていた、大学一年生の七瀬俊は、おとなしげな雰囲気を纏った女子高生、上川渚と出逢う。その切っ掛けは、どちらもこの世ならぬ存在――幽霊が見えること。 そうして出来上がった縁は、途絶えることなく二人を繋げ続け、時に怪奇を呼び込み、時に幸せをもたらしながら、人生に華を添えていく。 これは、そうして始まった、少し奇妙でちょっぴり怖い、徒然なる怪奇譚の断片である。
作品情報
ホラー[文芸] R15
最終更新日:2019年04月10日
伝奇 青春 怪談 怪奇譚 現代 大学生 花言葉/園芸 オカルト 幽霊 都市伝説 後輩(女子) 恋愛/ラブコメ ボーイミーツガール 心霊 読了時間:約491分(245,346文字)
短編
空からは様々なものがふってくる。 雨、雪をはじめとする水。 黄砂や花粉、鳥の糞。 とある虫は、風に乗って大空を移動するという。 そして時には……ネタさえも。
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2019年03月20日
伝奇 日常 天災 ネタ スプラッタ(魚) 異常気象 読了時間:約5分(2,021文字)
短編
『減塩しお』。スーパーで見かけた四文字のその言葉は、私に無限の謎を与えていった。塩からしおを引いて、後に残る物は何なのか。謎を解くべく我々(一人)はアマゾンの奥地……ではなく、自宅のキッチンへと向かった。そして明らかになる衝撃の真実。塩からしおを引き算したその果てに待っているものとは。熟考と実験の末、やがて私は真理へと辿り着く。
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2018年10月10日
日常 塩 言葉遊び 掌編 読了時間:約3分(1,204文字)
前へ 12345 次へ