時は（我々の現実世界では既に過去の）２０世紀の「昭和！」呼ばれてた頃。 「変身ブーム」なる物が子供達を熱狂させ様々な制作会社や代理店etcにより数々の変身ヒーロー作品が誕生する中、素人の少年により「異色中の異色！」とも言える超個性的な作品が誕生しようとしていたが・・・

俺は毎日、ブラック企業で有る勤務先に向かう通勤電車の中で激しい現実逃避の気持ちに襲われるが・・・

いつも明るく元気で超ミニスカート姿で動き回る明累（あかるい）アカリは正義のスーパーヒロインに変身する美少女・・・ではなく本当は男の子なのだ。

貧しい環境で育ちながらも真面目で優しい少女＝暗密子（あん・みつこ）は「根暗な劣等生の醜女（ブス）！」と言う社会的弱者故、恵まれ過ぎてる為、本来、妬まれ易い立場の優等生の美少女＝朝香真由美（あさか・まゆみ）の身代わりの矛先役として周囲から冷たい仕打ちを受け続けている内に・・・

　貧しい環境で虐げられながら育ちながらも真面目で優しい少年＝灰川と恵まれた環境で我儘に育った少年＝茶山は、ある事件で濡れ衣を着せられた者と着せた者という立場になった事で、より確執を深め、そして灰川の無実が証明された後も周囲は茶山の味方をした事で灰川は、より悲惨な立場に立たされるが実は此れにより茶山も悲惨な人生を歩む事に・・・

　太陽系第３惑星＝地球、太古の昔、この星の光＝善のパワーの結晶が生み出した究極神＝トライアー３(スリー)は闇＝邪の化身を封印したのと同時に消滅した。 　だが、この星の様々な次元世界の善の知的生命体達によって、その遺志を継ぐ様に全次元世界の治安を守る「地球次元連邦」が結成されるのだった。