「私は、何の役にもたたないーー」時は平安。卑屈で自信の欠片も無い、当時二十歳の孝平を変えたのは、美しい大納言との出会いだった。
都を襲う謎の病、父との確執、悲しい別れ……。そして、大納言がもたらした新たな出会いによって、孝平は人ならざる者達の世界を知ることとなる。
*平安時代は作者の大好物ですが、まだ勉強中なので史実との辻褄合わせが甘いです。その辺はフィクションということでご容赦ください。陰陽師はファンタジー。こちらの作品は、妄想好きな芽吹が自分のために造った世界が元になっています。時雨さんがただの都合の良い人に成り下がりつつあったり、白鷺さんが出番無いくせに名前だけやたら出てくるのは多分気のせい。
追記:全体的に文字数が少なめで、序盤は特に少ないです。大幅な加筆をしたいところですが、すでに読んでくださった方もいますし、なるべくこのままにしておきます(他作品では普通に加筆してしまいましたが)。明らかにおかしい部分や、分かりにくい部分については適時修正しています。
こちらの作品はペンネーム変更前に書きました。変更前のペンネームは「芽吹 現」です。
平安時代 回想録 貴族 妖怪 陰陽師 主従 和風ファンタジー 鬼 神霊
読了時間:約360分(179,957文字)