およそ一億年前、この世界では大量絶滅が起きてしまった。当時世界を支配していた生き物は絶滅し、支配者は哺乳類へ、そして人間へと変わる。 　それはちょうど…今これを読んでいるあなたの世界と同じ事だろう。 　当時世界を支配していた恐竜が絶滅し、穴の中に隠れていた哺乳類が進化し、今のあなたへと繋がっているはずだ。 　もし、生き延びたティラノサウルスが居たとする。そのティラノサウルスの知性が高く長命で、人間と意思の疎通が出来たとして、人間と恐竜の間に子供が生まれたとしよう。更にその子供に子供が生まれ、ティラノサウルスのお婆ちゃんが孫を育てたら…。 　あなたの世界ならもちろん有り得ない話だが、ここはファンタジーな世界だ。そしてこれはそんなお話でもある。 　太古のドラゴンに育てられた女の子がドラゴンの教えを元に世界を歩く。 「あ！ここお婆ちゃんに習ったとこだ！」 　なんて言いながら、お婆ちゃんの教えをしっかりと守り、女の子は旅をする。

人間止めたいと思った事はありますか？ 食材を無下に扱ったりはしていませんか？ 動物も植物も、そしてサワガニだって生きています。 ただの素揚げ要因ではありません。和食の彩りの為に生まれた訳でもありません。 でもとても美味しいですよね。うん、好きです。 これは異世界でサワガニに転生してしまった男子高校生の話。 サワガニから始める異世界生活を描いた物語です。

作者としても読者様としても気分転換になるような気軽な物語になれば良いなと思います（笑） 歴代最弱で四天王と大差無い実力しか持たない魔王。 そんな彼は勇者の影に怯えて生きていました。 しかしある日妙案を思い付きます。 そうだ！勇者が強くなる前に飼い殺しにしよう！ これはそんな臆病な魔王と、それに付き合わされてしまった勇者との残念な物語。

神話の時代、太陽を食らう使命を持った狼と、月を食らう使命を持った狼が居た。 この二匹は兄弟で、父親は神殺しの狼、母親は巨人。 二匹はそれぞれが呪縛に近い使命を負わされ、ひたすらに太陽と月を追いかける。 神話の時代は神話の中に、神話と称される程に遠い過去に。 神話の真実もまた闇の中に。 これは一人の女の子と一人の獣の物語。

あれはリアルでの後輩との会話だった。 「ドラ○エは５が一番好きだなぁ」 「自分も５好きですよ、今アプリでやってます」 「お！ほんとに？ビ○ンカ？フロ○ラ？」 「いや、デボ○っすｗ」 「まじかｗ」 「５ってモンスターが仲間になる時がワクワクするんですよねー」 「分かる、モンスター強いしな。ゴーレムだけで魔王倒す自信あるわ」 「そのゴーレムが心変わりしてまた敵になったらヤバいっすねｗ」 「確かにｗ主人公死んだら仲間モンスターみんな野に帰っちゃったりしてなｗ」 「あはははははｗ」 「よし、そんな感じで小説書くわｗ」 そんなお話ですがド○クエとは無関係です。

　あなたは自分の存在を証明できますか？ 　現実、真実、虚実、判断出来ていますか？ 　ある日、男子高校生はとある汚ない身なりの女と出会う。 　物事を知らず、物事に盲目で、とらえどころの無い不気味な女。 　明らかに異質なその存在は関わった者から正気を奪う。 　私は正気なのだろうか、…あなたは正気なのだろうか？

なぜゾンビは怖いのか。 それは元々普通の人間だから。 知人かもしれないし、家族かもしれない。 あるいはもっと大切な…。 嫌悪感と喪失感からは逃れられない。

世界から猫が消えた。 野良猫も家猫も一同に会す大集会。 次の猫の王を迎える大集会、猫達は新しい王の誕生を喜んだ。 新しい王に選ばれたのは異世界転生した元人間の男の子。 ファンタジー世界で猫の王として生きる事になった男の子の話。 転生したら猫の王に選ばれました。

最近流行りだしたＶＲ対応のＭＭＯＲＰＧ。 それはゲームが、そしてファンタジーが好きなら夢にまで見た体験だろう。 そんな中、更に最先端をゆくゲームが登場した。 ＮＰＣのＡＩ搭載。所謂人口知能だ。 自分で考え行動するＮＰＣ達がＶＲに更なるリアルを生み出す。 しかしＮＰＣ達は何を思い、何をするのか。 これはそんなＮＰＣ達の物語。

およそ二千年前、高度な文明を持たない時代。 人類は獣人と呼ばれる種族によって脅かされていた。 しかし人類は魔法という力を得てこれを打開。逆に獣人を駆逐した。 ・・・と、いうのが歴史の教科書の内容である。 その後人類は魔法の力で発展し、獣人の存在など忘れてしまう。 そう、再び獣人が現れるまでは・・・。 この物語は一人の考古学者と一人の獣が世界の真実を探しに行くノープランストーリー。