最後の戦いをたった一人で背負った白の鬼神は世界の器としてただ一身に怨嗟を抱え込んだ。
彼は白鬼というマイナー種族で種族補正は最弱でただ回復力が尋常ではないという特性を持ちつつも鬼神へと至り、神王として名君であったともされている。
そんな彼が自分自身の身を犠牲にしてでも守りたい者たちを救った訳だがいくつか誤算が生じた。
怨嗟を断ち切れるであろう愛しの娘がいつまで経っても来ない。
彼の意識はいつしか途切れ、底知れぬ眠りへと堕ちていった。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月03日
オリジナル戦記 異能力バトル 冒険
読了時間:約39分(19,101文字)