至って平凡な高校生、東雲統哉(しののめとうや)はある日突然クラスメイトの三波照雄(みなみてるお)、菅原風音(すがわらかざね)、藤宮あかね(ふじみやあかね)と共に異世界に召喚されてしまう。
しかし、統哉は召喚に巻き込まれただけの普通の日本人だったのだ、勇者のように高いステータスや、安全が保証される事もない、そんな状況で、何も知らない統哉に手を差しのべる者はいなかった。統哉は、町にいるのは危険だと思い、町から出て近くの森でサバイバルする事にする。
2年程そんな生活を続け、慣れた頃、ある情報が耳に入る。
「勇者を召喚した国が滅んだ」
でも、俺には関係無いよね! と無視していた統哉だが、そこに現れたのは······