戦場でのガットリング砲との対峙、秋葉原での銃撃戦、小説のプロモーションのための映画撮影。僕とユウリは実に不条理で脈絡のない行為を繰り返してきた。紛れもない現実の出来事ばかりでヒューマンドラマのジャンル分けをしていたこのシリーズもとうとう今回はローファンタジーという分類にしないと収まりがつかなくなってしまった。虚構とリアルが反転しつつあるということなのかもしれない。
誠にお手数ですけれどもこれまでの経緯は、『ガトリングコミッティー・ストライクス・アゲイン 5pcs』以前のお話をお読みいただけると幸甚です。