20XX年、突如ある一部の人に異能力が開花した。
人口の三分の一の人間が、異能力に目覚め、三分の二は異能力に目覚めず平穏に暮らしていた。
ある人間は、自分の異能力を使って、強盗・万引き・殺人・強姦など行い、ある人間は、自分の異能力を使って、ありとあらゆる犯罪を食い止めていった。
それが、次第に大きくなり、犯罪組織が立てられ、また、その犯罪を食い止める組織も出来た。
犯罪組織の名前は、「赤き(レッド)龍(ドラゴンズ)」
犯罪を食い止める組織「正義(エー)執行社(ジェント)」
はたまた、その中で、お金を取り、依頼主の依頼をこなす「引き受け屋」というのも現れた。
引き受け屋には二種類あり、探偵と同じで単独で動いている者があり、はたまた、「正義執行社」のお膝元で引き受け屋をやっている者もいる。
「正義執行社」のお膝元の引き受け屋の中に、『金は高く取るが、依頼の達成率は100%』という男がいた。彼の名前は「風切(かざきり)陣(じん)」通称『業火(ごうか)の魔(ま)神(じん)』
この物語は、彼が引き受け屋になって初めての依頼で、初めての大型戦闘の話。
ここから、彼の人生は大きく変わり、有名になり、市民から国民から大きな支持を得て、最強になっていく物語である。
二次創作 オリジナル戦記 日常 異能力バトル ヒーロー 近未来
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