とっても愛らしい容姿の九十九《つくも》詠流《える》、俗に言う男の娘だ。
詠流《える》は、容姿のコンプレックスから、立派な立派な男になりたい、つまり紳士《ジェントルマン》になりたいと想いをはせ、家令《ハウス・スチュワード》の零西水琴《れいぜいみこと》の誘いにのり、執事喫茶のに住み込みで修行するため門をたたいた。
先輩執事のエリッヒのようになりたいと決意する詠流《える》だが、紳士には女の子の心を理解することが必要、そのためには女の子になりきるのが近道という論のため、修行期間はメイド服で給仕することになってしまう。
家令《ハウス・スチュワード》の零西水琴《れいぜいみこと》、先輩執事《バトラー》のエリッヒとノエル、そして執事喫茶のお客様である鮎川《あゆかわ》里桜《りお》とその従者《ヴァレット》レイチェル。
彼らと触れあう中で、詠流《える》は紳士道たるものを理解していくのであった。だといいね。
そんな物語。
執筆年:2013年4月
縦書き小説用原稿。stay homeの時間つぶしの一助のため、初公開します。
なろう用に書き直ししていないので、違和感あるかもしれません。
タグ付けとか難しい。。。
薄めのラノベ1冊分の物語。完結まで毎日投稿予定。
当時非常に駆け足で執筆したため、粗も多いかと思います。
イギリス使用人制度への理解と紅茶への造詣が執筆のサブテーマです。