記憶喪失の女の子と、いつか見たヒーローの話
気がつくと、知らない世界にいた。気がつくと、目の前に怪物がいた。もっと気がつくと、いつかテレビで見たようなかわいいフリフリの衣装を着た女の子たち(おれよりは年上だろう)が怪物を倒して、「おれ」を助けてくれていた。
短い時間でこんな奇想天外なことが起こったのだ。途方にくれてしまうのも大概だが、
・・・いや、「おれ」って誰?
初投稿です。序章+7章になる予定なので長いです。
「おれ」なんて言っちゃってますが、れっきとした女の子です。これには一応理由はあります。
前半明るめ、後半は暗め?になります、要は雰囲気が途中からガラッと変わるってことです。
読んで頂けたら幸いです。そして楽しんで頂けたら最高です。
女の子は初めて一人で放り込まれた世界で何をすべきなのか、何をしたいのか、何を願うのか、それは徐々に変化していきます。