━━永久《とわ》の彼方《かなた》。 それは誰もが知る乙女ゲーだ。 主人公の乙女と５人の守護騎士な話。乙女と守護騎士の１人は恋仲になり、それが気に入らないのが一人の令嬢。 令嬢はありとあらゆる権力を使い乙女を陥れようとするのだが婚約し慕っていた守護騎士にばれで婚約破棄された。 一方的な宣言に令嬢は怒り、幼馴染みの魔法使いに悪魔召喚を頼む。 王都を混乱させた悪魔は５人の守護騎士に倒され主犯だった令嬢は拘束された。 そして令嬢は死刑台におくられ、命を絶つ。 バッドエンド。 それはループだ。 令嬢は永遠のループから抜け出すこともなく、同じ運命をたどる。 そして俺は乙女ゲー「永久《とわ》の彼方《かなた》」に転生させられた。 令嬢の幼馴染みであって魔法使いとして。

ロード・オブ・フロンティア━━通称Ｒ×Ｆ。プレイヤーが直接ダイブすることによってファンタジー世界に転移できるリアルＲＰＧ。 そこに１つのギルドがあり。名前はギルド【黄昏の彼方】。世界を崩壊寸前までおいやった星降りの落日を食い止め、魔王を倒し、数々のクエストを突破した伝説のギルド。 しかしギルドマスターの突拍子もない言葉によってギルド【黄昏の彼方】は解散することになる。 大幅修正と題名変更します。

黒人（くろと）、五歳。彼は無理やり異世界に転移され、転移先の家族からクロエと名づけられる。しかし数年後、彼は転移先の家から捨てられた。 理由は劣等生、無能者だからだ。転移者より恩恵をもらうことを期待していた彼らはクロエに視きりをつけ、野に捨てた。 子供が一人でどうこうできるほど世界は優しくない。 クロエは世界に絶望し、死を覚悟━━するほど弱くなかった。 だから一人懸命に生き、そして一人の少女（見た目は）に出会った。 名前はリッカ。後にクロエの師匠兼精神的母親になる女性であり、世界最強クラスの実力者の証である【ナンバーズ】の一人でもある。 リッカはクロエを拾い、あらゆる戦闘技術をおしてた。 そしてクロエはようやく手にするのである。 この世界に住む者が誰もが持つ属性と力を。 しかしリッカは懸念した。 クロエはナンバーズに近い能力を持ちながらも特に親しい友人や知人が少ないのを。 このままでは彼は【ボッチ】になるのではないかを。 だから彼女は彼に提案━━命令した。 強制的に、半ば脅すような形で。 まったり異世界ファンタジー。 大幅修正中。 騎士科から武芸科に。

ネム島。 そこは地図から抹消された危険地帯。そこの洞窟の最奥で魔王の因子を持つ者がじっと覚醒の時を待っていた。 ５０年も。 誰にも、誰にも気づかれることもなく。 近いうちに復活し、いずれ世界を恐怖に━━ そう思っていたのだが、魔王の因子を持つ者の前に一人の少年が現れた。 そして少年は不敵な笑みを浮かべて言った。 「殺してやるよ。魔王の出来損ない」 はじまりはこれ。 この時の少年はこの出来事が後におこる不幸に気づいてなかった。

名前は紅零。 教室にいたところリア充を満喫していた幼馴染み３人に巻き込まれて異世界らしい場所に転移させられた。 ３人と離れてレベル１の彼が立っているのは草原だ。 職業：ラタの禁忌書使い━━改めてテイマー見習いとして彼が行動しようとした考えた時、悲鳴が聞こえた。 「助けてなので！」 それはまさに王道のパタン。 この出会いにより零の異世界生活が想像とは違う道に進むことになる。