「よろしく頼む、冥(めい)の花嫁。」
二百年に一度、行われる神渡り。客人を饗す宵宮(よみや)に選ばれた私は苦難に翻弄されつつも客人と絆を深めていく。でもこの思いは現世では叶わないと決まっているから。これはとある国の神渡りが始まってからの出来事と、終わってからのお話。
悪役らしい悪役が出てくるお話が書きたくなりまして試行錯誤の結果こうなりました。また生死や天災に触れることもあるので、読む方はご注意ください。読み手を選ぶような作品なので完結済にしないことも考えたくらいで、全体的に鬱々とした表現があります。不愉快に思われましたら、読み飛ばしていただけると幸いです。
※一部改訂しました。話の流れは変えていませんが、読みにくいところを整理したり新たに作ったお話を盛り込んでいます。
※安定の誤字脱字があると思いますが、ご容赦ください。
異類婚姻譚 身分差 古典恋愛 伝奇 天災 シリアス 女主人公 和風 上代 冥府 鬼 ハッピーエンド
読了時間:約492分(245,729文字)