主人公、神崎レノアは普通の、ごく一般的な高校生だった。
そんなレノアは、ある日買い物をしていたが、迷った挙句ある場所へと迷い込んでしまう。
そこは異世界だが異世界ではない、という曖昧で不思議な場所だった。
中世のヨーロッパの様な風格の建物もありながら、日本の和の建物のあり、言語は日本語だが、文字は読めない。
これだけ見ると明らかに異世界だが、この世界にはある不可解な事があった。
それは、たった1つの事だが、この世界を異世界と言い切れなくなるものだった。
そんな場所でレノアは、
「ここを異世界と言ってもいいのか」と考えながらも、そこでの生活を始める。
苦難を乗り越え、新しい仲間とも出会い、何もかもが新鮮で楽しい毎日を手に入れた。
そんな時、ある事に気付いたレノアは、異世界(仮)で自分の店をオープンする。
反響が反響を呼び、その店は人気店になり、忙しいが充実し、やり甲斐のある、レノアの居場所となった。
店員やお客さんとも交流し、楽しく過ぎていく毎日。
しかし、そこである問題へ激突してしまう。
一体、レノアと彼の仲間たちはどうなってしまうのか・・・!