西暦2240年、自我を持ったアンドロイドによるロボット革命が起き、人間とロボットの居住地は隔離された。
親友だった、子どもアンドロイドのアリサと人間の未希は、ロボット革命により引き離された。
そして、アリサは、記憶を消された。
5年後、ロボットと人間の居住地の狭間、境界地区にあり、誰にも使われず廃墟となった学校で遊んでいたアリサの前に1人の人間が現われる。
彼女の名は鈴音。
人間に敵対心を持たないアリサは鈴音と仲良くなろうとする。
鈴音が、危険を冒してまで境界地区にやってきた理由とは……
この作品は「はりこのトラの穴」にも演劇用脚本として掲載しています。