退屈した神様は贄を選んだ。 贄になった少女を救うために、少年は死に戻りを選んだ。 これは、一人残された少年と天使の話。

子供を捨てた父親から、子供へ贈る どうしようもない愛のお話

聞いてくれる人なんて誰もいないのに、どうして塔の上の少女は歌い続けていたのだろう。 物語ることをやめかけた少年が、もう一度語りはじめるまでのお話。

死んでしまった私が、君に伝えたい話。 とても短い短編です。

「勇者を誘拐しようと思うんです」 世界を守りたい勇者と 勇者を救いたい魔王と 話を聞いた私のはなし

臆病な男が、 最期に舞台の真ん中で叫ぶような、祈るような そんな話

明日に結婚式を控えた幼馴染が、夜に突然やってきた。 彼女の心に残っている「呪い」を知っている俺が、彼女のためにできること。 これは、君が幸せになる前夜の物語

終わる世界の真ん中で、確かに僕らは無敵だった。 世界最後の夜に、少年少女は世界を嗤う。

「それじゃ教えてあげようか、どうして冬が寒いのか」 4つの季節が巡る小さな町で出会った、冬の子とちっちゃな少年リク。 そんな2人と寒い寒い冬のお話。

2017年に向けて、申と酉が干支の引き継ぎをはじめました。 そんな二匹の会話劇。