作品一覧全9件
代表作 連載 完結済 34エピソード
 これは、邪悪な龍を滅ぼす物語。  または、不死身の少女と、少年の物語。 ――闇の王国を支配する不死身の龍がいた。  不死者(吸血鬼)を配下に従え、人を奴隷とし、恐怖で諸王国を震え上がらせていた。  だがある日、一人の賢者が龍に魔法をかけた。その魔法は、他者を心の内面どおりの人間の姿に強制的に変身させる効果があった。  その結果、龍は少女に姿を変えてしまう。龍の精神年齢は、14歳相当だったのだ!  こうして龍は無力となったものの、不死身のままではいずれ術を解かれてしまうだろう。  賢者は地の果てにある「奈落」の穴に龍を突き落とす計画を立て、その役目を、目立たない遊牧民の少年にまかせた。  龍はとてつもなく残酷で自分勝手で意地汚い。はたして少年・アルゾは、耐えきって奈落までたどり着けるのだろうか? ※エブリスタにも掲載済み  エブリスタ小説大賞2023 竹書房×エイベックスピクチャーズ コラボコンテストにて、優秀作には選ばれるものの、最終選考は逃す……
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2021年05月13日
シリアス 人外 西洋 中世 冒険 ハッピーエンド 異類婚姻譚 ドラゴン ロードムービー ファンタジー 読了時間:約299分(149,490文字)
連載 22エピソード
これはある異常な体験をした男の回顧録。または後の世代に向けた遺書になるかもしれない。 かつてライターとして活動し、数多くの漫画、小説、映画の立案をし、あるいは創作者の指導をしていた「私」は、異常な能力を持ち、また異常な体験をした。 始めはただの仕事、または善行のつもりだった活動は、意図せずとも巨大に膨れ上がり、やがて歴史の裏舞台を形作るものになってゆく。 これは希望なのか罰なのか。 私が知る「事実」を、気が進む限り話し続けよう。
作品情報
エッセイ[その他]
最終更新日:2025年07月04日
歴史の真相 出版社 小説家 ライター 漫画家 予知 超能力 読了時間:約97分(48,211文字)
短編
その世界は、別の異世界から攻め込んでくる「ヒトガタ」と呼ばれる侵略兵器に悩まされていた。 ヒトガタ。すなわち内燃機関を持ち、手と足を持ち、銃火器と魔法で武装した兵器である。 それに立ちむかうのは、異世界から転生してきたという青年と、その師匠にあたる魔法使いの少女。 今また、アパンザの街を陥れるべく、二体のヒトガタが攻撃を仕掛けてきた。少年と少女は、いかにして戦うのか。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月30日
バンダナコミック01 シリアス 男主人公 ロボット 読了時間:約19分(9,282文字)
連載 27エピソード
冴えない中年男・山田敏行は困惑していた。 かつて彼がWeb小説投稿サイト「小説を書こう」に連載し、今はエター化している小説「異世界転生! 魔法使いだらけの世界で、俺が成り上がるまで」が、突然バズったのだ。 その原因は、小説の主人公・紅城直哉を名乗る男。彼は異世界からの帰還者を自称し、動画配信として活動していた。 出版社から書籍化の話が来て喜ぶ山田だったが、その打ち合わせの場所には、紅城直哉がいた! 「俺の冒険の続きを書いてくれ」 それ以後、小説の中のモンスターや魔法剣士が続々と現実世界を侵食してくる。 山田は本を売るため、紅城は動画でバズるため、冒険を繰り広げるのだった!
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月07日
ギャグ 男主人公 現代 魔法 冒険 日常 異能力バトル 残念な描写あり 小説家が主人公 読了時間:約148分(73,891文字)
短編
夏の夜の避暑地。近所では有名なホラースポット「白い家」に向かう4人の男女。 先輩の座間は、後輩たちを怖がらせてやろうと思い、OBから聞いた「怪談」を話す。 白い家に残された「裏返った男」の人物画 赤い文字で書かれた人の名前 行方不明になった先輩の話 すべては、ワル乗りが生み出した妄想話のはずだったが――
作品情報
ホラー[文芸]
最終更新日:2023年12月22日
怪談 読了時間:約12分(5,570文字)
短編
ペタの街の郊外にある草原には、一つの謂われがある。 かつて、その場所に異世界からの転生者が現れ、世界を救った―― 今また、一人の元・社畜が転生を果たそうとしていた。 誕生した彼が叫ぶ一言に、現地民は、やれやれと首を振り、含み笑いをしながらつぶやくのだった。 またアイツが来たのか、と。
作品情報
コメディー[文芸]
最終更新日:2021年09月24日
だんじょん怪談 ギャグ コメディ 西洋 パロディ 社畜 中世 優しい話 読了時間:約19分(9,035文字)
連載 完結済 5エピソード
言葉は力 言葉は呪い この世には、知ってはならない言葉がある――  呪いの言葉を研究する賢者・バーダイク  膨大な知識を持つものの、傲慢で他人を見下す彼は、ペタの街の嫌われ者だった。  呪いの言葉は、しばしば異界の邪神が罠を仕込んでいる危険なものだが、解析に成功すれば、新しい魔法を開発する材料となるのだ。  ある冒険者から新しい「言葉」を仕入れたバーダイクは、その言葉の研究に没頭した。 だが、彼は突如発狂し、ペタの街の冒険者でにぎわう酒場を襲撃する――。 その言葉には、いかなる深淵が潜んでいたのか――!
作品情報
コメディー[文芸]
最終更新日:2021年09月10日
怪談 冒険 ギャグ コメディ 狂気に至る呪文 短編 読了時間:約30分(14,626文字)
連載 完結済 5エピソード
その「生き物」は、獲物がかかるのを待ち構えていたのだ―― 中堅冒険者パーティーに所属する三人の男。 「ゴブリンに襲われた村を救う」という平凡な依頼を受けて、彼らが向かったのは僻地の果ての小さな村だった。 何かを隠す村人たち 姿を消した魔法使い 森に潜む異形の影 夜に響く絶叫 飢餓の果てに村人が口にしてしまったのは、何だったのか すべての答えを知ったとき、冒険者たちを真の恐怖が襲う……!
作品情報
コメディー[文芸]
最終更新日:2021年08月22日
怪談 冒険 ギャグ 冒険者 短編 絶叫の村 読了時間:約32分(15,724文字)
連載 完結済 3エピソード
とあるソロ冒険者がダンジョンで遭遇した怪異の物語。 主人公は、他の冒険者のおこぼれを狙う、ケチな盗賊の男。 ダンジョンに潜ったものの収穫ゼロだったある日のこと。 仕方なく地上に戻ろうかと考えていた矢先に、どこからか、助けを求める女の声が聞こえてきた。 男は罠の可能性に警戒しつつも、声の出所を探すが……
作品情報
コメディー[文芸] R15
最終更新日:2021年08月02日
怪談 冒険 奇妙な味 宝箱から尻 短編 冒険者 コメディ ダンジョン 読了時間:約11分(5,420文字)