「べ、別に春人のためにお弁当作ったわけじゃないんだからねっ!」
母さんの態度が、ツンデレのテンプレみたいになったのは、突然のことだった。
その日、突如としてツンデレが大量発生した。その中心にいるのは……なぜか僕、綾橋春人。いや僕、普通の高校生なんだけど!?
プレゼントを押し付け、拒否するなら……と脅しかけるお嬢様を筆頭に、春人をお通う子高校の校長先生やゴリ先生が愛称の剛力先生。
挙げ句の果てには学校で飼ってるウサギのキーちゃんまで。
「今起こってるツンデレパンデミック。わたしが解決してあげましょう!」
そして、突然現れた幼女は困り果てた僕に向かって、そう断言した。
何やら事情を知っているらしい彼女に、近いうちに運動会が開催されると伝えるも、どうにも時間がかかるらしい……。
そして人工ツンデレに囲まれたまま、運動会に突入する。
「こんなおかしな状況で運動会とか不安しかないんだけど!?」
ツンデレばかりのおかしな学園コメディ!
(R15は念のためです)
ツンデレ コメディ 男主人公 学園 現代 幼女
読了時間:約134分(66,519文字)