ここは、人類に仇成す怪物が跋扈する世界。対抗手段としての機械は人類の制御下を離れ、怪物どころか人類まで攻撃し始めた。そんな中、『東の果てに楽園がある』という通信を聞いた人々はただそれのみをあてに、東へと向かうのだった。 　荒廃したこの世界で人々は何を思い、何を成すのか。そして無事に楽園まで辿り着けるのか。生き残りを懸けた旅の果てに、何を知るのか。 ―――――そしてこれは、ある男の物語だ。

巨大な帝国は、前代未聞の『財閥の独立国家化宣言』により崩壊した。 混乱が広がり一度全てを失った少年は様々な人々と出会い、成長する。 成長した彼が選んだ道は、人が歩むにはあまりにも険しすぎる道だった。 ーーーーーーーーー 処女作です。感想とか貰えると喜びます。

それは、ある男が渇望した出来事。